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時間があるときにのんびりやろうと思っていた、TOMIXE233-3000のカプラー交換を朝から行ってみました。E233-3000はアーノルドカプラーが標準装備です。そこで密連形TNカプラー(品番0381)を購入し、TNカプラーにしようと目論んでおりましたが、実行に移すまでかなりの時間を要してしまいました(関連記事参照)。
密連形TNカプラー TOMIXE233-3000
取扱説明書を読みながら、TNカプラーを組み立て、アーノルドカプラーと交換していきます。弊社のE233-3000は10両編成なので、結構な数をこなさなくてはなりません。
取扱説明書に従いTNカプラーを組み立てる様子
マイナスドライバーでカプラーボックスの鉄板を外し、TNカプラーと交換します。
カプラーボックスの鉄板を開けるときに用いたマイナスドライバー
アーノルドカプラーを外した状態 TNカプラー化した様子
TNカプラーをカプラーボックスに入れる際、小生は右利きですが、下図のように左手でTNカプラーを押さえ、右手で鉄板を差し込みました。こうすると、作業の途中でスプリングが弾け飛び出すなどのトラブル低減化がはかれたように思われます。
TNカプラーで連結させると、どの程度連結間隔が狭まるか、アーノルドカプラーと比較してみました。左側がTNカプラー、右側がアーノルドカプラーでの連結の様子です。
TNカプラーによる連結 アーノルドカプラーによる連結
明らかに、アーノルドカプラーよりTNカプラー化した方が、連結面が狭ま・・・あれ?ほとんど差異がないような気がします。そこで、上から両車を比較してみました。これは、連結間隔はほぼ同じようです。
両カプラーによる連結間隔の比較
ちょっとショックでした。差異がないなら、わざわざTNカプラーに変換する必要がありません。扱いやすいアーノルドの方が、弊社線内の運用においては便利です。そこで、折角交換したTNカプラーですが、すぐにアーノルドカプラーへ戻しました。
家の外は穏やかな快晴なのに、なぜか部屋の中は「通り雨」が降ってきました。
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昨日整備したTOMIX583系ですが、先週と同じ条件-フル編成・2M車-で出場させてみました。
恐る恐るパワーパックを回してみました。先週あれだけ脱線を繰り返していたにもかかわらず、今日はその素振りを全く見せず、またM車も突然止まることなく、涼しい顔して周回を繰り返しておりました。
鉄道模型も機械です。適度に動かしてあげないと、きっと調子が悪くなってしまうのでしょう。あるいは、ここしばらく走らせていなかったので、すっかり拗ねてしまったのかもしれません。いずれにしても、大変お騒がせ致しました。
「走り」を取り戻した583系
調子が悪くなったTOMIX・583系のM車の掃除をしてみました。brwafe2様からの貴重なアドバイスもあり、今回はモータの点検も行うことにしました。
不調なTOMIX583系M車
台車については、いつものようにバラバラにした後、クリーナなどを用いて清掃しますが、今回は無水エタノールを使いました。エタノールを使うときには換気などが必要かと思われます。今回は、エタノールを浸した綿棒で軽く車輪の表面をふき取ってみましたが、思ったより汚れておりませんでした。
台車をバラした様子 車輪の状態
ただし、台車枠などにかなり油分が付着しており、これを一通りふき取りました。おそらく以前ウォームギアに塗布したグリスの影響ではないかと思われます。そこで、ウォームギヤに付着していたグリスを全部取り除き、今回は塗布を止めてました。
グリスが塗布された様子 グリスを除去した様子
モータ部分ですが、2両とも熱による融解等は認められませんでした。モータの様子を確認するために、手元にあったフィーダをバラし、下図のように端子部に直結させ、パワーパックから微弱な電流を流してみました。すると、モータも問題なく回転し、正常のようでした。
通電用にバラしたフィーダ モータ通電テストの様子
となると、モータへの通電が良くないのではないかと考え、通電部分である金属板をエタノールで清掃してみました。その結果、綿棒の先端が見事に黄ばんでしまい、何か汚れが付着していたようです。
モータ部を覆っている黒いシート
動力ユニットの通電用金属板 エタノールで清掃した後の綿棒
以前から気になっていたのですが、モータユニットを覆っている黒いシートが、妙に油っぽく湿っているので、このシートの水分(油分?!)をふき取ってから、元に戻してみました。
台車も取り付け、車体を載せないまま試運転を行ってみました。一応、先週よりもはるかにスムーズに走るようになりました。結局原因が今ひとつよくわかりませんでしたが、壊れていないことだけは明らかなようです。日頃からのメンテナンスが大事です。
試運転の様子
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日曜日の夕方、のんびりと鉄道模型を走らせながら、リラックスするのが好きです。今日もいつものようにレイアウトの準備をしながら、何を走らせようか思いを巡らせます。ここ最近、あまり走らせていなかったTOMIX・583系を選んでみました。
2Mによるフル編成を配置し、いざ「出発進行!」
「出発進行!・・・」
「出発進行?」
「・・・」
車両トラブルです。動きません・走りません。電動車を「神の手」で揺すってみます。どうやら接触不良のようでした。その影響で始発駅を2分延発です。回復運転しながら、いくつものカーブを抜けると、長い直線登坂区間に入ります。2Mなら登り切れるはずです。がんばれ!583系!!
ちょっと速度は落ちましたが、なんとか登坂を開始。この調子なら登り切るでしょう。
ところが、その直後「異音感知です!」 何でもないところで、編成途中の車両が脱線しました。
緊急停止し、再び「神の手」登場です。TNカプラーなので脱線すると大変なのですが、何事もなかったかのように運転再開です。
ところが、この後から苦難の連続でした。2Mのうち片方のM車が走行中に突然停止したり、再出発させようとしても動かない、脱線の頻発・・・リラックスという駅には、到着できそうにありません。
「本日に限り、この列車は途中駅止まりとさせていただきます」 - 賢明な判断かと・・・
確かにここ数ヶ月間、583系を全く動かしておりませんでした。以前から走りにやや難がありましたが、今さらながら普段からの整備を怠っていたことを反省しました。
すぐにでも583系を整備しようかと思いましたが、ちょっと重傷のような気がします。時間に余裕があるときにやりましょう。
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前報に引き続きTOMIXE233-3000ですが、前面ガラスの車番を入れたあと、10両編成分の車番と号車番号等を貼りました。両数が結構ありましたので、かなりの時間を要してしまいました。今日はもう止めようと思いましたが、残りあと僅かなので、仕上げることにしました。最後に「弱冷房車」シールが残りました。
貼り付けるのは1両のみですが、片側4カ所・計8カ所のドア上部に「かなり小さいシール」を貼らなければなりません。まずは試しに貼ってみたのが下の図です。見事に失敗!しました。
無惨な「弱冷房車」シール
凹んだ部分に貼らなくてはならず、この凹みより狭い幅でインレタを用意しなければなりません。そこで、出来る限り余白を残さないように準備しました。
シールを貼る目標位置
切り出した「弱冷房車」シール
この状態まで切り込むと、ちょうど屋根とドアの間に納めることができます。テープを使って車体に貼り付けていきました。
インレタを固定した状態 貼り付けられた「弱冷房車」シール
「弱冷房車」シールは、ガラスパーツの場合と異なり、車体に軽くのせただけで、すぐに転写してしまうので、固定は1回勝負となりました。この細身に切り出す方法で、なんとか綺麗に転写することができましたが、自分で納得できるような仕上がりは全体の半分程度でした。失敗すると気が滅入ります。集中力のことを考えると、「弱冷房車」シールを先に貼れば良かったと、次回への反省です。
TOMIXE233-3000の整備作業を完了させるのに約半日かかってしまいました。外はすっかり星降る夜となってしまい、作業をはじめた頃のまどろみそうな冬の日差しを懐かしく思い出しました。
TOMIXE233-3000
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