新宿・京王百貨店にある鉄道模型売り場が今月末で無くなるそうです。百貨店なので定価販売が基本なのですが、店員さんが気軽に相談にのってくれたり、商品を丁寧に扱ってくれるので、とても好印象なお店でした。また、ショーウィンドウに所狭しと展示されたオリジナル商品を眺めながら、こんな遊び方もあるのかと参考にすることもありました。
都内の百貨店で数少ない鉄道模型売り場だっただけに、閉店は実に残念です。定かではありませんが、鉄道模型売り場としても相当長かったのではないでしょうか。
さよならセールが開催されており、思い出にと思い、その場の雰囲気で電気機関車を購入しましたが、よくよく考えてみると、こんな形で車両が増えるのはとても辛く哀しいことです。
最後になりましたが、店員の皆様、色々とご親切にして頂きありがとうございました。また、どこかでお会いできることを楽しみにしております。
KATOのHPによると24系25形銀帯各車両が単品で発売されるようです。これまでのセット売りから大きく方針を転換してきました。また、HPには「実物編成にはない編成例」という一角があり、単品ならではの遊び方も明示しています。是非、これを期に、KATOだけでなく、単品販売拡充を強く望みます。
自分の好きな車両を、好きなように組成して、走らせてみたい線形で、時間を忘れて走らせて遊ぶ、個人的な見解ですが、Nゲージ本来の遊び方の一つかと思われます。もちろん、「模型」ですから、とことん実車・編成等を忠実に再現するのも一興ですし、お気に入りの一台を自分の手で作り上げるのも至高でしょう。遊びに正解はありませんし、それぞれ自分に合った楽しみ方があると思われます。
ただ、遊びに必要な車両たちが、ほぼ概ね高価なセットでしか入手できないという現状は、ちょっと「?」なような気がします。もし自分が、今の時代に子供だったら、そんな高額商品をいくつも買うことは出来ないでしょうし、また買えたとしても、気軽に遊ぶことなどできません。昔と違い、楽しいことがいっぱいある今の世の中で、子供たちが高価な鉄道模型で遊ぶでしょうか? そもそも子供が遊ぶものではないのかもしれませんね。
小生だけかもしれませんが、子供の時に遊んだから、遊んでいたからこそ、懐かしくなって、また熱中したくなって、自分なりの鉄道模型を走らせたくて、この世界に戻ってきました。もし、子供の頃にNゲージで遊んでいなければ、大人になってからこの世界に「はまる」ことはなかったでしょう。
子供たちが、自分のお小遣いで、子供の夢想の世界を、気兼ねなく再現できる鉄道模型であって欲しいと思います。近づいてくる電車を床に寝そべりながら「同じ目線」で、子供も大人も一緒になって楽しめるのが、実は鉄道模型の魅力の大きな一つだと思っております。
変な記事になってしまい、申し訳ございませんでした。
どうやらKATO急行「ニセコ」は、オユが基本セット、マニは増結セットにそれぞれまとめられるようです。急行「ニセコ」編成は大変魅力的ですが、Assyパーツで分売されるのであれば、オユとマニだけ揃えようかとも考えています。
また、ニセコに続いてTOMIXからはマニ50も含めた50系客車がリニューアルされるようです。もしかするとこれが3代目の50系かもしれません。初代と現行モデルがあるので、3代目がどのようにリニューアルされるのか興味深いところ。また、マニ50は1両しかないので、増備するチャンスかと一考です。
マニ増備の行方は、もちろんmoneyと要相談です。
今回ご紹介するのは、エンドウ製の動力ユニットです。もう「いにしえ」に購入した物ですが、最初で最後の、唯一のエンドウ製品です。グリーンマックスの小田急9000系用に用意したのですが、肝心の車体を完成させることができなかったため、結局ほとんど活躍することができなかった不運の動力ユニットです。
エンドウ103系用電動車ユニット(品番7902)
この動力ユニットは小田急の台車を履いていますが、恐らく動力ユニットのオリジナル台車枠を切り落とし、小田急の台車枠を接着したのでしょう(よく見ると傾いています)。
小田急用台車に換装させた動力ユニット
当時は自分で欲しい車両・車体は、紙で自作・フルスクラッチするか、グリーンマックスのキットを組むか、あるいは既存の車両・製品等を改造してタイプ化するしかありませんでした。メーカから発売されるなど、まさに「夢」・・・。そんな時代でしたので、模型の「出来映え」よりも「具現化」させる方が極めて重要でした。
そうは言っても、やはり最後の仕上げでもある塗装が上手くできず、投げ出してしまい、今となっては小田急9000系の行方も不明です。そして、このNゲージ・車両を購入してから、しばらく鉄道模型から遠ざかることになってしまいました。
「なぜ遠ざかったか?」については、いつか書く機会があれば、簡単に触れてみるかもしれません。
おかげさまで、この記事がちょうど600号目となりました。ありがとうございました。
関連記事
・昔のNゲージ パート5
・昔のNゲージ パート4
・昔のNゲージ パート3
・昔のNゲージ パート2
・昔のNゲージ
今年も松屋銀座の鉄道模型ショウに行ってきましたが、会場はチビッ子を含め、かなりの来場者で賑わっておりました。人混みで上手く撮影できませんでしたが、個人的に気になったものを簡単にレポートしてみます。
今年は、会場に入ってすぐ左手がKATOブースです。KATOブース前の柱には、銀座線発売を告示する全面ポスターが掲示されており、試作品等はなかったように思われますが、力の入れようが見て取れます。銀座線車両の発表ポスターにも関わらず、丸ノ内線など各線・全路線のマークがあえて入っていることから、これはもしかするかもしれません。
銀座線告知の全面ポスター 遊び心いっぱいのポスター
381系の試作品がありましたが、振り子搭載なのでしょうか。かなり良い感じに傾いておりました。
381系の試作品
TOMIXのブースには、カヤ24や「さよなら雷鳥」の試作品が展示されておりました。また、ジオラマベースボードシステムと称した「机」が発売されるようです。机の上にレイアウトを設置でき、オプションで引き出しなども取り付けられるそうです。
24系24形セットに同包されるカヤ24
さよなら雷鳥
ジオラマベースボードシステム パワーパックを収める引き出し
またFUJIMIとGREENMAXから東京モノレールが新発売されるそうです。ただし、ダミーで走行しないとのことですが、その分かなり精密に作り込まれています。レイアウト上に橋脚・レールを設置して、車両を静止させておくだけでも、かなりのインパクトになるのではないでしょうか。これまで無かった車両だけに、今後に期待です。
折角だったので、ブースに居られたGREENMAXの方に色々と質問してみましたが、お忙しいにも関わらず親切丁寧な説明を頂きました。この場をお借りして御礼申し上げます。
東京モノレール試作品
他にも興味深いアイテムが沢山発表・展示されておりました。来年はどんな車両や商品展開があるのか、今から楽しみです。
関連記事
・今年の松屋 - 鉄道模型
・松屋=鉄道模型ショウ2010 - 鉄道模型