とある模型店をぶらりと訪ねてみました。お目当ての鉄道模型を色々と見ていたのですが、そのとき出会ったのがこのKATO・オロネ25です。
表箱は、キズが目立ちます 以前のラベル
見慣れたKATOの緑ラベルではなく、かなり以前に発売された製品のようでした。店主にお願いして見せてもらいましたが、長い間お店にあったようで、箱にはキズが目立ちました。ちょっと戸惑いましたが、銀帯車だったので購入することにしました。
裏箱の様子 郵便番号が3桁の時代
帰宅してからじっくり眺めてみました。屋根の傷や銀帯の一部が汚れているなど、やや気になりましたが、逆に帯の剥がれ具合が妙に実車らしく、それ以外目立った問題もなく納得です。
車体の様子 印刷済みオロネ25-4
弊社線で活躍している金帯のオロネ25と比較してみました。このオロネ25(金帯)は、増結セットに組み込まれていたものです。まずは、車体側面から、銀帯が左、金帯が右です。
銀帯 金帯
帯の色が違うぐらいで、外面上は特に差異が認められません。ただ、室内灯の方式が異なっているのが、外からでも判別できます。
連結面および屋根の状態ですが、やはりほとんど差がありません。床下もほとんど同じです。室内灯の関係などで台車の取り付け方法が異なっています。なお、以下に紹介する写真で、両車の屋根の色が違うように見えますが、これは撮影時の光線の具合によるものです。
銀帯 金帯
上が金帯、下が銀帯、床下の造形もほぼ同じ
KATOの24系をばらすのは結構面倒なので、横着にも外から内部の様子を見てみます。上は通路側の様子、下段が客室側の様子です(左が銀帯、右が金帯)。
どうも、金銀とも同じような感じです。手元にあるKATOのModel Railroad Catalog (2004年刊)には、オロネ銀帯が予価として掲載されています。カタログに掲載されているのは現行の集電方式になっているので、恐らく今回購入したのはオロネは、それよりも以前のモデルのようですが、現行車と一緒に運用してもなんら見劣りすることはなさそうです。
ところで、最近の鉄道雑誌には「富士・はやぶさ」号の特集が目立つようなってきました。某鉄道雑誌を読んでみたところ、「富士・はやぶさ」号で運用されているオロネ14系は、このオロネ24系を改造したものとありました。また、改造の際に車体に大きな変更点はないともありました。それなら、この銀帯を使って「富士・はやぶさ」号を再現できそうです。でも、ソロがないので、なんとかしなければなりません。まあ、ゆっくり考えてみましょう。
実は、このお店で、この車両以外にも何両か購入しました。何を購入したかは追々取り上げていきたいと思っております。正直、驚きました。
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