宴のあと - 鉄道模型

2011-12-30 21:42:47 | 鉄道模型

「新・幹線」の敷設がやっと終わったと思った瞬間、家の呼び鈴が鳴り、チビッコたちがやってきました。試運転もままならぬうちに運転会の幕開けです。

まずはじめに、Bトレイン「ひかりレールスター」を配置したのですが、非力なモータや軽車両ゆえにチビッコたちの不評を買い、早々に戦力外通告・退場となりました。代わりに用意した103系京浜東北線色は、早速(チビッコたちの言によれば)「マックスパワー」状態でひたすら(狂ったように)最高速で周回を繰り返します。

もう一線空いていたので、E233を配置しましたが、チビッコたちには「上り」や「下り」など全く関係なく、「すれ違う」光景には興味がないようで、ひたすら「スピード勝負」を挑みます。唸るモータ音、途切れることのない走行音、Nゲージとは名ばかりの、まるでミニ四駆大会会場のような熱気で包まれます。こんなにもよく走るんだと感心しつつ、チビッコたちを見守ります。

遅れることしばらくして、別のチビッコ・500系「のぞみ」君がやってきました。玄関を開けるなり、顔には満面の笑みを浮かべながら高々とNゲージの入った袋を持ち上げて、小生にご自慢の「のぞみ」を見せてくれました。
これで、今日の役者は勢揃いです。

「新・幹線」2線と中央に配した既存レイアウト1線で、チビッコたちによる壮絶な走行会が始まりました。もの凄い集中力で、一生懸命走らせています。


マックスパワーで走りまわる「のぞみ」と103系

「もっとゆっくり走らせないといけないよ」と言っても、チビッコにはその「程度」がわかりません。電車たちには大変な苦難を強いたと頭が下がりますが、壊れたら直せばいいし、チビッコたちが夢中になることの方が大切でしょう。つまらなければ、飽きてやめるだろうし、脱線させること・失敗することで自ら「程度」を学ぶものです。

結局暗くなるまで、半日ずーっと走らせていました。恐らく103系や「のぞみ」は軽く100周以上走行したのではないでしょうか。その間、ひたすら「黒子」に徹し、線路を掃除したり、脱線した車両を修復したり、チビッコたちのリクエストに応えて車両を出したり、あれやこれやであっという間の運転会でした。

チビッコたちが帰った後、酷使した車両たちを整備しようと思いましたが、結構くたびれてしまい、後日ゆっくりやることにしました。
「新・幹線」を片付けながら、チビッコたちが今日のことをどう思ったのか、ちょっと気になりましたが、(自分もそうであったように)きっとすぐ忘れてしまうことでしょう。そんなことよりも、次回も小生と遊んでくれるのかどうか、そっちの方が大問題です?!


「マックスパワー」に耐えた車両たち

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