3/1の夜は天気が急速に回復するとの予報を信じ、☆撮り遠征してきました。
遠征先は個人的に未開の地である群馬県南西部某所。天気はほぼ一晩中快晴でした。
時折強めの風が吹いたりしてブレたりすることもありましたが、まずまずの釣果がありまして、
昨日の記事で公開した月と土星のランデブーを捉えた画像は、明け方に撮ったラストショットでした。
で、夜中に撮った中から、まずはコイツを紹介↓
【ウィルタネン彗星(46P)】
キヤノンEOS60Da+口径18cm写真撮影用反射望遠鏡,F2.8,ISO1600,
総露出時間48分(4分×12コマ,彗星の動きに合わせて加算合成),中型赤道儀使用,
口径25mmガイド鏡にて恒星オートガイド,トリミングあり,群馬県下仁田町にて
昨年12月中旬に地球に接近し、肉眼光度になって楽しませてくれたあの短周期彗星です。
もう地球からも太陽からも遠ざかってしまい、明るさは10等台まで低下してました。
写真上での視直径も小さくなって、最盛期の1/5以下って感じです。
さて、この彗星の公転周期は5.44年ということで、2024年にまた戻ってきます。
ところが周期の端数0.44年がクセ者で、5年後の回帰時に地球軌道の近くにやって来た際には、
太陽とほぼ同じ方向に見えるという悪条件で、恐らく撮影は無理とみてます。
ということで、次に出逢えるチャンスは10年後の2029年の秋になりそうです。
自分は年金生活者になってる頃で、悠長に☆撮り趣味を続けているのかどうか微妙だなぁ。
当ブログが存在しているかどうかもアヤシイ気がします。