明け方に2惑星を撮影。
【木星 2020.5.12 3時台後半】
【土星 2020.5.12 4時台前半】
※共通撮影データ
タカハシμ-180望遠鏡+2.5倍バローレンズ+ADC+冷却CMOSカメラ(ZWO ASI1600MC-cool),合成F値=30,
タカハシEM-200Temma2M赤道儀,約2分45秒間のキャプチャー動画から約2500コマをAS!2にてスタック,
Registax6でwavelet処理
今回は赤道儀架台の極軸をPHD2というソフトウェアのドリフトアライメント機能を使って正確に合わせました。
やっぱり高精度にセッティングすると、視野内に捉えた惑星が南北方向で経時的にズレていくのが抑えられ、
頻繁にセンタリングする必要がなくなって楽でした。ちなみに、撮影風景はこんな感じ↓
さて、この夜は雲が結構流れてきて、何度も撮影を中断する破目に遭ったものの、気流は割と安定していたようで、
木星はそこそこ細かな模様が描出され、土星は環のカッシーニの空隙が全周にわたって確認できるイメージが
得られました。画像処理はもう少し改善の余地があるかもしれません。