11月の3連休は初日以外は好天に恵まれて行楽日和となりました。
個人的には先月のほうき星パパラッチで出掛け過ぎたせいなのか、
久々に腰痛と坐骨神経痛が出てしまって、ほぼ引き籠ってました。
3日の夕刻、新月近くで夜も天気が良さげなのにもったいないなー
なんて思いつつ窓越しに夕空を眺めてたら、宵の明星となっている
金星が輝いていたんで、ベランダにコンデジ+三脚をセットアップ
して撮ってみました。日周運動による星の光跡を捉えられるスター
トレイル機能を使って得られた画像がコレです。
ソニーRX100M3,ISO800,F4.5,3.2秒/フレーム,全フレーム数990
この日はちょうど富士山頂の東端付近に金星が沈んでいきました。
そのため、以前にも撮ったことがありますけど、山頂からレーザー
ビームが発射されているようなイメージになりました。ただ途中で
雲に阻まれた時間帯があったらしく、光跡が途切れてしまったのが
残念でなりません。
翌4日は低い雲があったものの概ね晴れていたので、金星と細い月
が並んでいるシーンを狙ってみました。この日はミラーレス一眼+
望遠レンズ+三脚を使って撮り、得られた画像がこちら。
キヤノンEOS Ra+EF70-300mm F4-5.6ISⅡUSM(@118mm),ISO6400,
F5,1/2秒,Sequatorにて33フレームスタック
地上風景もフレーミングしてみましたが、目ぼしいランドマーク等
が無いので寂しい前景になってます。月については地球照が分かり
やすくなるよう、少し遅めの時間帯に撮りましたが、雲隠れ直前で
ギリギリセーフって感じでした。
実は月と金星のランデブーを撮るなら、より接近する翌5日の方が
良かったんですけど、残念ながら曇られてしまって撮れずじまい。
超低空に両者が来た時に富士山も加わったスリーショットも狙えた
はずだったんで、ガッカリです。残念なのでシミュレーション画像
だけでも示しておきましょう。
AstroArts社ステラナビゲータにて作成
※マゼンタ色の枠はフルサイズカメラ+135mm望遠レンズの写野