快晴だった昨夜に撮影した木星です。
【木星 2020.6.17 1時台前半】
タカハシμ-180望遠鏡+2.5倍バローレンズ+ADC+冷却CMOSカメラ(ZWO ASI1600MC-cool),合成F値=30,
タカハシEM-200Temma2M赤道儀,約1分20秒間のキャプチャー動画から約3500コマをAS!2にてスタック,
Registax6でwavelet処理
大赤斑が左端に辛うじて見えている時間帯の撮影となりました。8日前と同様に気流は安定していた上に、
透明度が高かったんでフレームレートを上げて動画取得しました。その結果、スタック数を稼ぐことができ、
前回よりノイズが抑えられた印象です。ちなみに、こちらのサイトにある高層の風速マップはこんな状況。
ジェット気流の吹いているエリアが僅かに南に移動していたのが良かったんでしょうかねぇ。
さて、木星が東の空に見え始める時間は21時頃で、正中(真南に位置する)時間は1時台と早くなってきました。
太陽と正反対の位置に来る「衝(しょう)」の日まで1か月を切り、いよいよ観測シーズン本番って感じです。
関東は梅雨の真っ只中というのが残念ですが、晴れれば意外と好条件に恵まれるので、チャンスを逃さずに
撮っていくつもりでいます。
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