新月を翌日に控えた19日の夜は好天になりそうな中越方面へ向けて☆撮りに出撃。
新潟県内は日中に雨が降った所が多かったみたいですけど、夕方からは天候が回復したようで、
関越トンネルを抜けると青空が広がってました。目的地には21時前に到着。
このところ長焦点望遠鏡での撮影にハマってますが、この夜は焦点距離をさらに伸ばすアイテムを用い、
視直径の小さな被写体の大写しに挑戦。メシエ天体としては、こんなのを狙ったのでした。
【ふくろう星雲 M97】
キヤノンEOS Ra+タカハシμ-180+バリエクステンダー,F20,ISO12800,1.6倍クロップ,
総露出時間35分(5分×7コマ加算コンポジット),タカハシEM-200Temma2M赤道儀,
口径25mmガイド鏡にて恒星オートガイド,ほぼノートリミング、新潟県魚沼市にて
北斗七星の柄杓の先端から2つめの星(おおぐま座β星)の近くに位置する惑星状星雲です。
名称は画像ですぐ分かるような形態に由来し、名付け親は19世紀に活躍した天文学者のロス卿とされてます。
と言っても、その時代はまだ写真技術が発達していなかったので、眼視での観測に基いてます。
ちなみに、その観測に使われたのは口径72インチ(180cm超!)の巨大なニュートン式反射望遠鏡でした。
光度は約10等とされ、眼視でふくろうの目をしっかり確認するには口径30cm以上の大きな望遠鏡が必要です。
個人的にこれまでも焦点距離の短い望遠鏡で何度か撮影してますが、長焦点望遠鏡での撮影は初めて。
以前の撮影画像と比べると、やはり星雲内部の濃淡が割としっかり捉えられた感じ。
星雲形成の元になった中心星の他に、4つの恒星が写ったのも高い拡大率のお蔭ですかね。
参考までにどのくらいの撮影範囲(画角)なのか、月を対象にシミュレーションするとこうなります。
AstroArts社ステラナビゲータにて作成
焦点距離換算で6000mm程度の狭い画角になり、さすがに風や追尾ズレの影響によるブレは避けられず、
実は全撮影コマ数の半分も使えなかったんで、コンポジット数不足でS/N的にはイマイチな印象。
もっと収率を上げないとダメだなぁ・・・
撮影本当にご苦労様です😊😊
素敵な写真3枚みせて頂いて感動していますよ~🎵🎵
こんな風に写真を撮れたら楽しいでしょうね✨😊😊
うーん?🤔
しかし…こんな宇宙の星をみだしたら…昼夜完全に逆になる生活となってしまいそうですよ~😅😅
いつも素敵な写真を本当にありがとうございます🙇🙇😊😊
相変わらず自己満足レベルの画像を晒しているに過ぎませんが、ご好評のようで嬉しいです😃
新月近くで晴天が期待できる日は夜な夜な☆撮りに出掛けたくなってしまうんですよねー✨
ほとんどビョーキ(死語)かも・・・
先週はいろいろ撮ったんで、もう少しネタはあるんですけど画像処理が追いついてません😅
出来上がり次第、記事にしていきますので、乞うご期待!