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ステラショット2動作確認(1)撮影カメラ接続テスト

2021-05-03 18:56:00 | 撮影機材

ノートPCのWindows10へのアップグレードがうまくいき、ステラショット2のインストールも完了。
ただ、AstroArts社の製品サイトでその推奨動作環境を見ると、ウチのPCでは力不足かな?って感じ。
それはある程度分かっていたんで、少しでもパワーアップしたいと思い、メモリ増強を考えてました。
ちなみに元のメモリ容量は4GBで、とりあえず8GBに倍増することを検討。
で、PCの裏蓋を開けて内部を事前確認したところ、メモリスロットは一つしかないことが判明。

中央左寄りにスロット用スペースがもう一つあるのに随分だなぁ。まぁ、廉価版PCなんで仕方ないか。
スロットが2つあれば4GBのものを増設すればいいんですが、1つしかないので8GBのものに換装する
しかありません。ということで安めのものを急遽購入。マニュアルに従い、バッテリーを外してから
差し替えました。

バッテリーユニットを元に戻し、裏蓋をちゃんと閉めてからPCを起動し、システム情報を確認。

問題なく認識してくれました。さらなるパワーアップと言ってもCPUのCore i3は換えられないんで、
これで頑張るしかないですね。SSDは元々256GBあるんで、とりあえずそのままでイイかな。

さて、PC側の環境は概ね整いましたが、撮影カメラを接続するための準備が若干必要です。
具体的には、メインで使っているEOS RaをUSBケーブルで接続することをまず考え、カメラの元箱中に
付属品を探したらType-C ⇔ Type-Cのものがありました。でもウチのPCにはType-CのUSBポートは無く、
長さも1mと短めなので、バッファロー製のUSB3.1(Gen1)仕様のType-A → Type-Cで長さ2mのものを
別途購入。カメラ付属品の中にあったケーブルプロテクターを一応使ってType-C側をカメラに接続。

PCにはType-A側をポートに繋ぐと、無事にカメラを認識した模様。デバイス設定画面で一応確認です。

なお、カメラ側の撮影モードはあらかじめマニュアル(M)にしておきました。
これで撮影カメラの接続準備完了となったんで、いよいよステラショット2を起動。

メイン画面は星図表示となってます。日中だったんで実際の空に星を確認することはできませんが、
今こういう天域が見えてるってことかな。第一印象は「ボタンがめっちゃ並んでるなぁー」って感じ。
次に、右側のボタン群の中から -カメラ- のところにある[選択]をクリックすると...

メーカーを選択する画面が出てきたんで、"Canon"を選択。機種までは出てこないけどイイのかな?
[OK]をクリックして元画面に戻り、[接続]ボタンをクリックすると、ボタン名が[接続中]に
変わると共に-カメラ(EOS Ra)- の表示になって機種を自動認識したんで、うまく繫がったらしい。

ここでカメラ本体に200mm望遠レンズを装着し、普通の三脚に載せて富士山をフレームのほぼ中央に
入れました。その状態で、ボタン群の一番下にある[ライブビュー]ボタンをクリックしたら...

富士山の画像が表示され、ここでイメージ下の「モード」の横にある露出時間と感度のスライダーを
マウスのドラッグ操作でいじったら...

何と富士山が真っ赤になりました。ISO感度を高い方にしていくと赤い部分が増えるんで、どうやら
露出オーバーで白飛び状態になってる箇所が赤く表示されるようです。これはカメラ側の機能なのか、
ソフト側の仕様なのか分かりませんが、突然赤くなったんでちょっと面食らいました。
で、右側のボタン群の一番上にあるタブの[カメラ]をクリックし、撮影設定の[テスト]を選択。
枚数を1、露出と感度を適当にセットした後、[撮影]をクリックすると...

撮影が行われ、再生画面に切り替わりました。特に問題は無さそうな感じです。

ということで、いわゆるテザー撮影(接続PCからの制御撮影)が可能であることを確認。
ちなみに、キヤノン純正のPCリモート撮影ソフトであるEOS Utilityはインストールしてませんので、
ステラショット2が直接カメラをコントロールして撮影できたってことになります。
とりあえず日中にできる動作チェックはここまでかなぁ?

(つづく)



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