5月2日の夜の☆撮りで一番撮りたいと考えていたのがコレ↓
【散光星雲 Sh2-1】
キヤノンEOS60Da+口径18cm写真撮影用反射望遠鏡,F2.8,ISO1600,
総露出時間120分(6分×20コマ),中型赤道儀使用,
口径25mmガイド鏡にて恒星オートガイド,トリミングあり,
新潟県魚沼市にて
散光星雲を集めたシャープレス・カタログの第1番に登録されている散光星雲で、
さそり座頭部にあります。とっても淡いんで、撮って出し画像だとこんな感じ↓
これを画像処理して星雲をあぶり出してみたのが最初の画像なのでした。
ちょっと過剰な処理で荒れが目立ちますが、青と赤の星雲の広がりが分かりやすくなってます。
実はNB1フィルターを使った撮影を一か月前に試したんですが、青い星雲の方がほとんど出なくて、
今回はフィルター無しで撮ってみたのでした。青い星雲はいわゆる反射星雲であるせいなのか、
輝線星雲撮影に特化したNB1ではコントラストが上がり難く、こういう対象には不向きみたい。
ケースバイケースで使っていく必要がありそうです。
二枚目だと全然、分からないですよ。
画像処理して星雲をあぶりだして一枚目のようになるのですね。
奥が深すぎます・・・。
マニアックな画像をご覧いただき恐れ入ります。今回は描出が難しい天体を狙ってみました。
下の画像からは星雲がフレームいっぱいに広がってるなんてイメージできないですよね。
こういうほとんど見えないものをはっきりと可視化するのも醍醐味の一つだったりします。
でも、まだまだ不満の残る出来映えなんで、画像処理の腕をもっと磨く必要がありそうです。