ゴールデンウィークは外出自粛でStay home継続中のため、☆撮り遠征も我慢を強いられてる状況ですが、
惑星撮影なら自宅からでもできそうな気がして、ベランダに機材をセットアップして撮ってみました。
【木星 2020 5.3未明】
タカハシμ-180望遠鏡+2.5倍バローレンズ+ADC+冷却CMOSカメラ(ZWO ASI1600MC-cool),合成F値=30,
タカハシEM-200Temma2M赤道儀, 約2分間のキャプチャー動画から約1000コマをAS!2にてスタック,
Registax6でwavelet処理
今年初めての惑星撮影は、やっぱり木星からスタートです。ベランダからの撮影は自身初トライでした。
ウチからの眺望は南南西中心で、惑星はしっかり見えるんですが、北極星は絶対に見えない状況のため、
赤道儀架台の極軸合わせに手間取り、結局夜明け近くの撮影になってしまいました。
薄雲があった上にシンチレーション(大気による像の揺らぎ)も大きめで、踏んだり蹴ったりな状態でしたが、
思ったより模様が描出できた感じ。ちなみに、木星面にある黒いスポットは、木星本体の右に写っている
四大衛星の1つ「イオ」による影で、偶然そういう時間帯に出くわしたのでした。
外出自粛ですが、ご自宅でも星空を観察できますね、
今は未明に木星が煌めいて、いつも観てます。
偶然なのかfornax8の必然なのか、衛星のイオの影が
映る木星を捉えるなんて凄いなーです。😁
昨年までは近くの河川敷などに行って惑星撮影をしてましたが、今年はそれも憚られる状況にあるんで、
ベランダ観測に切り替えました。機材セッティングに難ありの状況ですが、一応撮影可能なことを確認。
これから木星、土星、火星と観測好機が立て続けにやってくるんで、迎撃したいと思います。
イオの影より大赤斑を捉えたかったんですけどね、裏側に回っていてダメでした。