今週末は晴れる所が多そうなので、ルーリン彗星観望のチャンスです。
今晩の23時における位置の目安はこちら↓(下は部分拡大図)
(Astroarts ステラナビゲータによる)
おとめ座の1等星スピカからは離れてしまいましたので、
目印は2.7等星のポリマという星になりそうです。
拡大図中の円は例によって小型双眼鏡で大体見える範囲です。
すでにルーリン彗星を肉眼で見たという人もいたりしますが、
今のところは双眼鏡を使った方が確実でしょう。
さて、双眼鏡といってもピンからキリまであります。
天体観測用途では7×50(口径5cmで倍率7倍)の
双眼鏡がベストと一般的に言われてますが、結構重たいので、
少し小型の口径3~4cmぐらいのものがオススメです。
倍率はなんとなく高い方が良いと考えがちですが、
高倍率になると手ぶれの影響が大きくて見辛くなる上に、
視野が狭くなって目標物を捕らえるのが難しくなったりします。
そこで、この機に購入を検討される方にちょっとアドバイスを。
まず、高倍率をセールスポイントにしている機種は絶対に避け、
倍率は8倍前後、高くても10倍までのものを選びましょう。
ズーム式のものもダメで、お金をドブに捨てるようなもんです。
10倍超の機種でも手ぶれ補正機能付きの防振双眼鏡という
タイプならお勧めですが、高価なので一般的ではないですネ。
ちなみに当ブログの管理人は、ポロプリズム式の8×30と
18×50防振双眼鏡を愛用してます。
双眼鏡の機種選択についてもっと詳しく知りたいという方は、
「双眼鏡の選び方」をキーワードにして(そのまんまやん!)
ググってみるといいですヨ。
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