少し霞んでますが、残雪が分かる程度には見えてます。
<今日のアメダス最低気温>
八王子:23.0℃ 富士山:4.6℃
早朝には残月とのツーショットが撮れました。
昨日は東京西部でゲリラ雷雨が2度も発生しました(14時台と20時台)。
今日も午後から大気の状態が不安定になって悪天候になる可能性があり、
道路の冠水や落雷に注意が必要です。
少し霞んでますが、残雪が分かる程度には見えてます。
<今日のアメダス最低気温>
八王子:23.0℃ 富士山:4.6℃
早朝には残月とのツーショットが撮れました。
昨日は東京西部でゲリラ雷雨が2度も発生しました(14時台と20時台)。
今日も午後から大気の状態が不安定になって悪天候になる可能性があり、
道路の冠水や落雷に注意が必要です。
昨日の深夜に7月の満月を撮影。
ASI585MC(CMOSカメラ)+タカハシFSQ-85EDP(F5.3),赤道儀使用,Gain0,露出3ミリ秒/フレーム,
30秒間の撮影動画から600フレームをコンポジット,ソフトウェアビニング&トリミングあり
満月になったのは日本時間19:17。宵の口は薄雲があり、深夜になって晴れたところで撮影できました。
月齢が少し進んだため、北西(右上)端にあるクレーターの凹凸が分かりやすいイメージになりました。
撮影時には大気による像の揺らぎが少なかった印象で、比較的シャープに写ったように思います。
CMOSカメラもイイ仕事してくれてる感じ。長焦点望遠鏡を使って土星も撮ってみたかったなぁ・・・
【Sh2-66,67】
赤経:18h45m30s(Sh2-66),18h49m24s(Sh2-67)
赤緯:-01゚59' 47"(Sh2-66),-02゚21' 13"(Sh2-67)
星座:わし座
視直径:8'(Sh2-66),10'(Sh2-67)
他カタログNo.:RCW176(Sh2-66),LBN94(Sh2-67)
ニックネーム:ー
南中日時(@東京):5月15日03時,6月30日00時,8月14日21時 ※あくまで目安です。
撮影日時:2023/06/20 00:34
撮影地:新潟県魚沼市
撮影機材:キヤノンEOS Ra+タカハシε-180EDC,STARRY NIGHTフィルター使用,
タカハシEM-200Temma2M赤道儀,ペンシルボーグ+QHY5LⅡM+StellaShot2により恒星ガイド
撮影条件:ISO3200,露出7分×12コマ
画像処理:Digital Photo Professionalにて現像,ステライメージVer.8,PhotoshopCS3にて処理
トリミングあり
メモ:わし座南西部の端付近に並んでいる星雲です。Sh2-66は上の写真で右寄りに写っている赤色の
星雲で、小さいながら割と目立つHⅡ領域です。写真では濃く写りますが、ヒトの目の感度が
低いHα輝線で発光しているため、眼視観望の対象にはならないとみられます。Sh2-67は左下方
に写っている彩度の低い星雲で、色味からすると反射星雲主体の天体であろうと推定されます。
非常に淡いので、大きめの望遠鏡を使っても眼視でしっかり確認するのは困難でしょう。写真
では暗黒星雲に取り囲まれている様子が窺えますが、天の川の糠星がバックにあったら存在の
確認が難しい状況になっていたと思われます。なお、どちらの星雲にもニックネーム等は特に
付いていません。
星図:
AstroArts社ステラナビゲータにて作成
梅雨明けして最初の太陽撮影。
EOS60Da+EF70-300mm F4-5.6ISⅡUSM(@300mm)+ND10000太陽撮影用フィルター(コレ無しでは危険!)
南半球でミドルサイズの黒点が少し蛇行しながら10個くらい並んでいて面白い状況になってます。
鳥の群れが太陽面を横切っていくイメージに見えてしまいました。
上に盛り上がった笠雲が南側からのしかかるような姿が見えました。
<今日のアメダス最低気温>
八王子:22.9℃ 富士山:3.5℃
今日は四国地方が梅雨明けしたとみられるとの発表がありました。平年より2日遅れということです。
昨日は東海・関東・甲信地方の梅雨明けが発表されましたが、今朝は雲が多くて日差しが弱めでした。
それでもウチの地域の予想最高気温は35℃となっていて、この週末は先々週の猛暑が再来しそうです。
久々に比較的スッキリと見えました。
<今日のアメダス最低気温>
八王子:23.4℃ 富士山:3.0℃
昨日、九州南部が梅雨明けしたとみられるとの発表がありました。平年より2日遅れだそうです。
関東の梅雨明けも間近で、早ければ今日発表される可能性があるとか。
ウチの地域の2週間天気予報を見ると、来週の金曜日まで晴れ基調の天気が続くらしく、
猛暑日が連発しそうな雰囲気です。今週になってからは涼しく、寝苦しい夜はなかったんですが、
エアコンOFFでは安眠できない日々がやってきそうです。
<追記>
関東の梅雨明けが発表されました。平年より1日、昨年より4日早いとのこと。
梅雨入りが遅かったせいで梅雨の期間は短く、27日間だったということです。
但し、秋に見直しが入って修正される可能性があります。
10日ぶりに太陽を撮影。
EOS60Da+EF70-300mm F4-5.6ISⅡUSM(@300mm)+ND10000太陽撮影用フィルター(コレ無しでは危険!)
小粒の黒点がたくさん確認でき、結ぶと星座になりそうな感じ。
右下寄りの6個がさそり座頭部っぽく見えてしまいました。
昔の銀塩写真のデジタル化画像シリーズの第16弾です。
1982年は皆既月食の当たり年で、全世界で3回起こるうちの2回(1月と12月)が国内で観測可能でした。
1/10未明の皆既月食は受験勉強に集中していたことで、完全スルーということになってしまいましたが、
大学1年生となって迎えた12/30宵の皆既月食は万全な準備をして撮影に臨んだのでした。
個人的に皆既月食の撮影は2度目で、前回は固定撮影+多重露出で月食の連続写真を撮りましたが、
以前とは違ってモータードライブ付きの赤道儀を手にしていたので、電動追尾しながら前半の部分食~
皆既中~後半の部分食の月を多重露出で1コマに収める「地球の影」の撮影に挑戦したのでした。
で、得られた画像がコレです。
【皆既月食(地球の影)】
キヤノンEF+タカハシ6.5cmセミアポクロマート屈折(TS-65P),サクラカラー400(ASA/ISO400),
F7.7,露出1/500秒~30秒,タカハシ90S赤道儀使用(電動追尾),トリミングあり,都内某所にて
残念ながら真ん中の皆既中の赤い月がブレてしまったのでした。写真店から上がってきたプリントを見て
しばらく立ち直れそうにないほど凹んだのを憶えてます。
皆既中の月は普通なら見難くなるようなことはなく、太陽光のうち地球大気を通過した長波長の赤い光が
屈折して月面に届くため綺麗な赤銅色に見えるんですが、この時は快晴だったのにビックリするほど暗く、
肉眼では薄らとしか見えませんでした。そのため機転を利かせて使用カメラの最長シャッター速度である
30秒にして撮ったのですが、それが裏目に出たようです。ブレの原因は①風の影響、②機材への体の接触、
③フィルムの弛み/ずれ などが考えられますが特定できませんでした。いずれにせよ通常なら数秒程度の
露出で済むはずのところを数十秒まで延ばさざるを得なかったのが元凶ということでしょう。
ちなみに皆既中の月が極端に暗かった理由は、同年4月に起こったメキシコのエル・チチョン山の大噴火で
高層大気中に撒き散らされた大量のエアロゾルの遮光効果によるものと推測されました。
ところで、この撮影時に用いた屈折望遠鏡はアルバイトの稼ぎで同年の秋に新調した機材なのでした。
入手の経緯は某天文雑誌に掲載されたこんな広告がきっかけでした。
[●鏡筒]のリストにあるP型ってヤツで、1台しかなかったため、市を開催する営業所へ朝早く行って並び、
運良くGetできた記憶があります。中古品ということで筒に若干の擦り傷がありましたが、レンズの状態は
問題無さそうでした。赤道儀に搭載するための鏡筒バンドもあったので合わせて購入。
口径65mm/焦点距離500mmの鏡筒でF7.7ですので、既に使ってきていた反射望遠鏡と比べ、口径も焦点距離も
ちょうど半分というスペックなのでした。カメラの取付も手元にあるアダプターがそのまま使用可能で、
画角的に「地球の影」を狙うのに適した筒だったのに、本番でしくじって本当に悔しい思いをしました。
なお、これ以降は撮影用鏡筒としては使用せず、専ら赤道儀の追尾エラー監視/補正用のガイド望遠鏡として
13年以上に渡って利用することになるのでした。
今年の秋に明るくなると期待されてきた紫金山・アトラス彗星を1か月ぶりに撮影。
【紫金山・アトラス彗星(C/2023 A3)7/5】
キヤノンEOS Ra+タカハシε-180EDC,F2.8,ISO1600,STARRY NIGHTフィルター,1.6倍クロップ,
総露出時間20分(2分×10フレーム,,彗星核基準σクリップコンポジット),タカハシEM-200Temma2M赤道儀,
口径25mmガイド鏡にて恒星オートガイド,等倍トリミング,静岡県西伊豆町にて
前回の撮影時にはおとめ座の西端付近に位置してましたが、現在は西隣のしし座に移ってます。
見掛け上、太陽の方向に移動しているため薄明終了時の高度が低くなってました。
そのせいか赤味が強くなってしまったのに加え、撮影フレーム数が稼げなかったこともあって、
前回撮影時のイメージより尾のコントラストが低下してしまいました。
信頼スジによれば光度は10等台半ばとなっており、先月より若干暗くなったようです。
実は1か月前に比べて地球から少し遠ざかったので、「光度上昇の鈍化」ということであれば
ある程度想定内なのですが、「減光」となると行く末が気掛かりな事態になります。
ということで、最近の動向からすると期待していたほど明るくはならないとの噂が出始めており、
太陽に向かう途中で彗星本体の核が崩壊するのではないかという悲観論を唱える研究者も現れてます。
ちなみに、今後も地球から見て太陽の方向に近い天空上の位置に移動していくため、
観測条件は悪化の一途を辿り、今月末から10月初旬までは一時的に観測不能となります。
夕空で再観測が可能になるのは近日点通過後の10月半ばで、肉眼でも長い尾を引く姿が見えるはず
というのが当初の予想でしたが、この調子だと双眼鏡でしか確認できない状況になるかもしれません。
まあ、拙ブログではこれまで何度となく指摘してきたとおり、彗星の振る舞いは水物なので、
最終的にどんな姿/明るさになるのかは、最盛期になるまで分からないというのが常であり、
ネガティブな予測を覆すような大彗星に成長してくれることを願ってます。