みぃちゃんの頭の中はおもちゃ箱

略してみちゃばこ。泣いたり笑ったり

新春特別映画「豆乳列島」

2005年01月01日 23時35分29秒 | デイリーお気楽グルメ
2004年は豆乳に明け暮れた (?) 年でした。2005年も豆乳飲みますよ~。

お店で売ってる豆乳で一番種類が多いのは当然プレーン豆乳なんですが、ほんとに種類が多いです。プレーン豆乳も飲み比べれば「利き豆乳」できるようになるかも。




時は2007年、高級大豆を選りすぐり、日本アルプスからの雪解け水を標高1000mでくみ上げ、高知は室戸の天然にがりを加え、この道一筋50年こだわりの豆氏 (杜氏?) の手によって究極の純大豆大吟醸豆乳「豆の雫」が誕生。

これを機に全国各地で「地豆乳」の生産が盛んになり、地豆乳めぐりツアーも活発化、観光業界を巻き込んで5兆円産業に急成長、実に2004年から12倍の市場規模に拡大。

料理に合わせて豆乳を選ぶ豆乳ソムリエが専門職として確立。国家資格として制定され、子供のなりたい職業No. 1に。折しも少子化のあおりを受けて瀕死の私立大学が豆乳学部を開設。

まさにバラ色ならぬ豆色の社会。

(°ー°) うん (。_ 。) うん

そんな豆乳業界にちらつく巨大勢力の影、それは……

財 務 省 & 国 税 庁

2005年度税制改正で第3のビールに対する課税を断念した与党税制調査会は、歳出の拡大に一切触れることなく巨額の赤字国債の償還財源として豆乳税の導入を決定。与党税制改革小委員会の諮問を受け、豆乳税法案が衆議院本会議に提出された。

日本国中を巻き込んで猛反対の嵐、

野党各党が猛反発、

予算委員会は空転。

国内産業への打撃を憂慮する業界を代表し、経団連会長が異例の記者会見。
「国民の健康および日本経済を支える豆乳産業に多大なる負担を強いるものであり、経済界として決して受け入れることはできない」とのコメントを発表。

しかし豆乳税法案は衆議院を通過。_| ̄|○

相前後してアメリカ商務省長官も緊急記者会見。
「日本豆乳産業の発展はアメリカ貿易赤字の削減、ひいては両国関係の友好的発展に寄与する」

これに中国が加担。
「日本が国際豆乳社会の一員として責任ある役割を果たすことを期待する」

野党各党の猛烈な反発、参院での審議は進まず、
(ここで5億のカネが動いたらしい)


次期選挙への影響を恐れた (という建前で) 与党は豆乳税法案の審議を棚上げ、

ついに豆乳税法案は審議未了廃案、ここに豆乳社会の平和が守られた。

\(≧∇≦)/ やった~!

……誰か映画化してくれないかな


めちゃハッピーエンドやと思うねんけど。