みぃちゃんの頭の中はおもちゃ箱

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藤ライトアップ・1

2006年05月13日 22時20分17秒 | 草木をめでる
huzi0019.jpg: ライトアップされた藤
D70s with SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC Macro thru Kenko Pro1D Protector (W), Programmed AE (F=3.8, SS=1/1.3s), 0.0EV (Matrix metering), ISO200, WB=Sunny (+3), f=34mm (35mm-equivalent: 51mm)

ここの藤は、夜になるとライトアップされます。

huzi0020.jpg: ライトアップされた藤
D70s with SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC Macro thru Kenko Pro1D Protector (W), Programmed AE (F=3.3, SS=1/3s), 0.0EV (Matrix metering), ISO200, WB=Sunny (+3), f=24mm (35mm-equivalent: 36mm)

昼間の藤も見事ですが、電球の光に照らされて真っ黒な夜空にぼうっと浮かび上がる藤の房もまた幻想的です。

huzi0021.jpg: ライトアップされた藤
D70s with SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC Macro thru Kenko Pro1D Protector (W), Programmed AE (F=3.3, SS=1/3s), 0.0EV (Matrix metering), ISO200, WB=Sunny (+3), f=26mm (35mm-equivalent: 39mm)

オレンジ色の光を浴びると、藤の花は一層赤みを増し、世界を赤紫色に染め上げます。

huzi0022.jpg: 藤をライトアップする電灯
D70s with SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC Macro thru Kenko Pro1D Protector (W), Programmed AE (F=4.5, SS=1/13s), 0.0EV (Spot metering), ISO200, WB=Sunny (+3), f=70mm (35mm-equivalent: 105mm)

こんな吊り灯籠も。やっぱり、藤棚には和風の明かりが似合います。

night002.jpg: 電球の光に浮かび上がる東屋の屋根
D70s with SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC Macro thru Kenko Pro1D Protector (W), Programmed AE (F=2.8, SS=3.0s), -0.7EV (Matrix metering), ISO200, WB=Sunny (-1), f=17mm (35mm-equivalent: 25mm)

園内の東屋は木を組んで建てられており、落ち着いた雰囲気の中で休憩できます。四角い屋根の中心から垂木 (たるき) が放射状に伸び、屋根板と直角に交わります。

こんな人工的な建物に姿を変えても、木のぬくもりが絶えることはありません。それどころか、幾何学的なリズムを奏で、人の手で新たに吹き込まれた息吹を楽しむようでさえあります。

屋根の木はつややかな褐色に仕上がっています。この色は、電球が投げかけるオレンジ色の光が木の表面に染み込んで生まれました。長年愛用されて手になじんだ革細工にも似た、深みのある色。こんなに鮮やかなのに柔らかく、手のひらで包み込むように温かいのに威厳に満ちた色を生み出す塗料があるでしょうか。この色は、人と自然が調和したときにだけ醸し出される感謝の色なのでしょう。




蔵出し企画: おもちゃ箱の奥
2005年5月13日の記事は → 「ぽつぽつ、ざくざく

【みぃのつぶやき】 ぽつぽつ、ざくざく。ぽつぽつ、ざくざく。雨の日もいいもんだよ。

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