D70s with SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC Macro thru Kenko Pro1D Protector (W), Aperture priority AE (F=5.6, SS=1/800s), +0.7EV (Matrix metering), ISO200, WB=Sunny (+0), f=24mm (35mm-equivalent: 36mm)
気球が揚がるイベントがあると聞き、この日を楽しみに待っていました。まだ梅雨は明けず、雨の日が続いていましたが、この日だけは晴れてくれました。
芝生広場に向かうと、大きな大きな熱気球が係留されていました。
D70s with SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC Macro thru Kenko Pro1D Protector (W), Aperture priority AE (F=5.6, SS=1/1600s), 0.0EV (Spot metering), ISO200, WB=Sunny (+0), f=34mm (35mm-equivalent: 51mm)
気球は、子供たちの喚声を乗せて空に浮かび上がります。中には、高さにおびえて泣き出す子も。
D70s with SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC Macro thru Kenko Pro1D Protector (W), Aperture priority AE (F=5.6, SS=1/1000s), +0.3EV (Matrix metering), ISO200, WB=Sunny (+0), f=55mm (35mm-equivalent: 82mm)
ときどき、ゴーッと太い炎を吐き出すバーナーの音が地上にも伝わります。
D70s with SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC Macro thru Kenko Pro1D Protector (W), Aperture priority AE (F=6.3, SS=1/1000s), +0.3EV (Matrix metering), ISO200, WB=Sunny (+0), f=50mm (35mm-equivalent: 75mm)
人と比べると、気球がどれだけ巨大か分かります。後ろに見えるのは展望塔。展望塔に上って気球を眺めるのも、また違う雰囲気を味わえます。
人を乗せるゴンドラは、どうやら藤などの植物を編んで作られており、ぬくもりを感じます。
強力な動力を積むことなく、熱した空気でゆっくりと上昇し、自然に吹く風を受ける熱気球。風船のようにいっぱいに膨らんだ球皮の中に詰まっていたのは、バーナーで熱せられた空気だけではありません。気球を浮かせる力には、ゆったりと構える余裕も込められていました。
余裕。エンジン搭載の乗り物が世界を支配していく中で、歴史の片隅に置き去りにされ、ほこりをかぶっていた宝物。
気球は、その宝物を、引き出しの奥から見つけてきてくれたのでした。
蔵出し企画: おもちゃ箱の奥 2005年7月23日の記事は → 「イソギンチャクに花が咲いてる」 【みぃのつぶやき】 この花はアガパンサス (ムラサキクンシラン) でしょう。この名前は最近知りました。写真から名前が分かると便利だなぁ。 ※ 過去の記事へのコメントも歓迎します。恐れ入りますが、コメントは該当する記事に書いてくださるようお願いします。過去の記事に関するコメントが今日の記事に書かれていると、他の読者が脈絡を理解できず、混乱してしまいますから。 |