私の肌は弱く、すぐにカサついてしまいます。数日間連続してメイクするだけで肌がカサつくほどです。過去には、化粧品の刺激で赤みやかゆみが出たこともあります。
肌のカサつきは、以前から何とかしたいと思っていました。
去年、朝はぬるま湯洗顔がいいと聞いて、朝の石けん洗顔をやめました。さらに、今では朝のぬるま湯洗顔さえ省略して、肌がべたついていると感じたときだけ、ぬるま湯でパシャパシャと洗い流すにとどめています。
もうひとつ、肌がかさつく原因としてにらんだのはメイク落とし。去年の梅雨頃にメイク落としをジェルからコールドクリームに変えたところ、肌のカサつきが落ち着きました。
コールドクリームの場合はダブル洗顔が必要です。「ダブル洗顔」と一言で片付けてしまいますが、実際のプロセスはかなり面倒です。いったんコールドクリームでメイクを浮かせ、ティッシュでぬぐった後、手をしっかり洗ってから洗顔料で洗顔しなければなりません。ティッシュオフの後に手を洗うのは必須。手をしっかり洗わないと、洗顔料が泡立たないんです。それまで使っていたダブル洗顔不要のジェルやクリームに比べるとかなり手間がかかりますが、手間がかかる分、肌へのしわ寄せが少ないのでしょう。
お肌の調子がよくなったのが嬉しくて、去年の秋からはメイクもしなくなりました。ノーメイクは究極のスキンケア。さらに肌の調子がよくなりました。
メイクをやめると、思わぬ副産物が転がり込んできました。
メイクの手間も時間もかからなくなり、お出かけ準備がごく短時間で完了するようになりました。持ち歩く化粧品が激減して荷物が軽くなり、バッグの中もすっきりしました。飲み物を飲んだ後にカップやグラスに口紅が付くこともなく、お店を出る前に口紅を塗り直す必要もなくなりました。口紅によって唇が荒れたり色素沈着したりするリスクもゼロになりました。化粧品を買わないので、お金もかからなくなりました。
もう、いいことづくめ。今ではスッピン万歳の生活を謳歌 (おうか) しています。
なんでもっと早く脱メイクしなかったんだろ。
それでも、紫外線は避けたいので日焼け止めは塗っています。特に、屋外で撮影していると長時間日光を浴びますから、日焼け止めは欠かせません。
残念ながら、日焼け止めには界面活性剤が入っています。界面活性剤は肌のバリア機能を壊し、肌荒れや乾燥を引き起こします。
肌を守るために、界面活性剤はできるだけ塗りたくありません。しかし、日焼けしたりシミができたりするのも嫌です。その上、皮膚ガンになりやすい肌質でもあります (肌の色が白く、日焼けした後に肌が赤くなり、しばらくして元の肌色に戻るタイプ)。そんな理由もあり、メイクをやめた今でも外出前には必ず日焼け止めを塗っています。
使う日焼け止めは、季節によって2種類を使い分けます。
汗のしずくが目に見えるほどでもない季節には、軽めの日焼け止めを使います。この程度の日焼け止めは泡立てた洗顔料で簡単に落とせて肌への負担がごくごく軽く、気に入っています。
汗が噴き出して止まらない夏には、ウォータープルーフのアウトドア用の日焼け止めを使います。肌には少し負担がかかりますが、仕方ありません。日焼け止めがウォータープルーフでないと どうなるかというと……
* * *
ある夏の日。ブランチを食べ終えてお出かけ準備中。室温は34℃。部屋にはムンムンした熱気がこもり、じっとしていても汗が滴り落ちてくる。
そろそろお出かけ準備をしようかな。まずは顔に日焼け止めを塗ろう。左のほっぺたに塗って、右のほっぺたに塗って、おでこに塗って、鼻筋から目の周りに伸ばして……。
あ、汗が噴き出してきた。おでこに汗の滴がびっしり。せっかく塗った日焼け止めが崩れちゃったよ。汗をティッシュで押さえて塗り直し。
あ、今度は鼻の頭に汗をかいてる。ティッシュで押さえて日焼け止めを塗り直し。
首筋や腕にも日焼け止めを塗らないと。
ぬりぬり、ぬりぬり……
よし、塗り終わった。ヘアピンを外して髪をとかそう……と思ったら、おでこに汗かいてる。また塗り直しだよ。
ぬりぬり、ぬりぬり……
さて、バッグを持って玄関へ。最後のチェック。と……
またおでこと鼻の頭に汗をかいてるよ。汗をティッシュで押さえて日焼け止めを塗り直し。
* * *
これだもの。真夏に使う日焼け止めはウォータープルーフのものにしないと、いつまで経ってもお出かけできません。
しばらくは、ウォータープルーフの日焼け止めを使う日が続きます。早く夏が終わらないかな。
肌のカサつきは、以前から何とかしたいと思っていました。
去年、朝はぬるま湯洗顔がいいと聞いて、朝の石けん洗顔をやめました。さらに、今では朝のぬるま湯洗顔さえ省略して、肌がべたついていると感じたときだけ、ぬるま湯でパシャパシャと洗い流すにとどめています。
もうひとつ、肌がかさつく原因としてにらんだのはメイク落とし。去年の梅雨頃にメイク落としをジェルからコールドクリームに変えたところ、肌のカサつきが落ち着きました。
コールドクリームの場合はダブル洗顔が必要です。「ダブル洗顔」と一言で片付けてしまいますが、実際のプロセスはかなり面倒です。いったんコールドクリームでメイクを浮かせ、ティッシュでぬぐった後、手をしっかり洗ってから洗顔料で洗顔しなければなりません。ティッシュオフの後に手を洗うのは必須。手をしっかり洗わないと、洗顔料が泡立たないんです。それまで使っていたダブル洗顔不要のジェルやクリームに比べるとかなり手間がかかりますが、手間がかかる分、肌へのしわ寄せが少ないのでしょう。
お肌の調子がよくなったのが嬉しくて、去年の秋からはメイクもしなくなりました。ノーメイクは究極のスキンケア。さらに肌の調子がよくなりました。
メイクをやめると、思わぬ副産物が転がり込んできました。
メイクの手間も時間もかからなくなり、お出かけ準備がごく短時間で完了するようになりました。持ち歩く化粧品が激減して荷物が軽くなり、バッグの中もすっきりしました。飲み物を飲んだ後にカップやグラスに口紅が付くこともなく、お店を出る前に口紅を塗り直す必要もなくなりました。口紅によって唇が荒れたり色素沈着したりするリスクもゼロになりました。化粧品を買わないので、お金もかからなくなりました。
もう、いいことづくめ。今ではスッピン万歳の生活を謳歌 (おうか) しています。
なんでもっと早く脱メイクしなかったんだろ。
それでも、紫外線は避けたいので日焼け止めは塗っています。特に、屋外で撮影していると長時間日光を浴びますから、日焼け止めは欠かせません。
残念ながら、日焼け止めには界面活性剤が入っています。界面活性剤は肌のバリア機能を壊し、肌荒れや乾燥を引き起こします。
肌を守るために、界面活性剤はできるだけ塗りたくありません。しかし、日焼けしたりシミができたりするのも嫌です。その上、皮膚ガンになりやすい肌質でもあります (肌の色が白く、日焼けした後に肌が赤くなり、しばらくして元の肌色に戻るタイプ)。そんな理由もあり、メイクをやめた今でも外出前には必ず日焼け止めを塗っています。
使う日焼け止めは、季節によって2種類を使い分けます。
汗のしずくが目に見えるほどでもない季節には、軽めの日焼け止めを使います。この程度の日焼け止めは泡立てた洗顔料で簡単に落とせて肌への負担がごくごく軽く、気に入っています。
汗が噴き出して止まらない夏には、ウォータープルーフのアウトドア用の日焼け止めを使います。肌には少し負担がかかりますが、仕方ありません。日焼け止めがウォータープルーフでないと どうなるかというと……
ある夏の日。ブランチを食べ終えてお出かけ準備中。室温は34℃。部屋にはムンムンした熱気がこもり、じっとしていても汗が滴り落ちてくる。
そろそろお出かけ準備をしようかな。まずは顔に日焼け止めを塗ろう。左のほっぺたに塗って、右のほっぺたに塗って、おでこに塗って、鼻筋から目の周りに伸ばして……。
あ、汗が噴き出してきた。おでこに汗の滴がびっしり。せっかく塗った日焼け止めが崩れちゃったよ。汗をティッシュで押さえて塗り直し。
あ、今度は鼻の頭に汗をかいてる。ティッシュで押さえて日焼け止めを塗り直し。
首筋や腕にも日焼け止めを塗らないと。
ぬりぬり、ぬりぬり……
よし、塗り終わった。ヘアピンを外して髪をとかそう……と思ったら、おでこに汗かいてる。また塗り直しだよ。
ぬりぬり、ぬりぬり……
さて、バッグを持って玄関へ。最後のチェック。と……
またおでこと鼻の頭に汗をかいてるよ。汗をティッシュで押さえて日焼け止めを塗り直し。
これだもの。真夏に使う日焼け止めはウォータープルーフのものにしないと、いつまで経ってもお出かけできません。
しばらくは、ウォータープルーフの日焼け止めを使う日が続きます。早く夏が終わらないかな。