みぃちゃんの頭の中はおもちゃ箱

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今日の野外学習 (コメツブツメクサ)

2012年05月01日 22時45分38秒 | 草木をめでる
足元に、直径が1cmあるかどうかという程度の、小さな小さな黄色い花が咲いていました。

flower124M2.jpg: コメツブツメクサ?

小さな花が20個くらい集まって、ひとつの玉を作っています。

花の玉は、ヒメツルソバよりひと回り小さく見えます。

leaf0024.jpg: コメツブツメクサ

葉は、3枚の小葉が集まった三出複葉。先端に近い側半分の縁にギザギザ (鋸歯 (きょし)) があります。葉脈は、中心の主脈からくっきりとした側脈が出て、葉の縁までほぼまっすぐに伸びる形。

調べると、似た花がいくつも出てくる、出てくる。コメツブツメクサ、クスダマツメクサ、コメツブウマゴヤシ、コウマゴヤシ。さぁ、どれ?

私が見つけた草は、足首に届くかどうかというほどの低さです。コメツブウマゴヤシは草丈がひざ近くまで高くなるらしいので、ウマゴヤシの仲間ではなさそうです。

クスダマツメクサは花が40~60個くらい集まるそうです。今回見つけた花はひとつの玉に20個くらいですから、コメツブツメクサでしょうか。ツメクサの名前のとおり、シロツメクサとよく似た形の花です。実ができた頃に確認すると、種類を同定できるだけの詳しい手がかりを得られるでしょう。

(5月18日追記) 花が枯れた状態を観察してきました。その様子から、コメツブツメクサと同定しました。