ストールずるずる

どこかで見たことがあるような店先のディスプレイ。

看板を見ると、よく服を買う店の支店でした。こんなところにも店を出していたようです。店ごとにターゲット客が絞り込まれ、内装も統一されるので、よく行く店は何となく雰囲気で分かります。

ティペット付きのカーディガンもいいなぁ、ざっくり編みのスヌードもいいなぁ、トップスにワインレッドを持ってくるのもオシャレだなぁ、と店内を回ります。

女性店員が商品を陳列しています。店員が左手で重そうに提げている5～6本のハンガーには、それぞれ肩から羽織るような格好で大判ストールが掛かっています。冬らしいアイテムです。

ところが、そのストールが床を引きずっているのです。店員が小柄なので、よほどハンガーを高く掲げないと商品が床に接してしまいますが、商品5～6点分のハンガーは結構重いものです。それを支えきれずに見事に商品が床を引きずったまま、どこに陳列しようかと店先をウロウロ。店員が歩くとストールを踏みそうです。

あのストールは買いたくないなぁ。服を買うのはほとんどあの店だけだし、ポイントカードも持ってるけど、今後あの店で服を買おうか考えちゃうなぁ。