冷気が からだをしめつけるような よるが あけると、わたをこまかく ちぎったような しろい かけらが、おとも たてずに したへ したへと ながれていました。かぞえきれないほどの しろい かけらは、かぞえきれないほど おおいのに、決して密集すること なく、たがいに一定の間隔をたもって したへ したへと ながれていました。いつ はてるとも しれずに、ただ ただ まっすぐに、したへ したへと ながれていました。
びわの はなも すっかり ゆきをかぶってしまいました。でも平気。ふゆに さく はなだもの。
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