やきそば弁当の洗礼

学生のころの はなし。もちかえり弁当をたべることに して、メニューに あった やきそば弁当を注文しました。写真は そえられておらず、ただ やきそば弁当の字づらをみて注文しました。ご飯の かわりに やきそばが もられていて、なにか おかずが ついているんだろうと期待していました。

予想どおり、わたされた弁当ばこは ふたつ。ひとつの はこには やきそばが はいっていました。もう ひとつの はこには おかずが はいっている……はずが、なぜか ご飯が はいっています。どうして やきそばと ご飯がセットに なっているのでしょうか。おかずは どこへ いったのでしょうか。

「やきそば弁当なんだから、やきそばと ご飯ってのが あたりまえだよ」

え!? そうなの? でも、肉や さかなも野菜も ない、かなり かたよった食事に なっちゃうよ。

「それが やきそば弁当なんだよ」

しりませんでした。

しかたなく たべるものの、やきそばをおかずに しろい ご飯をたべるのは なんとも違和感が あります。よのなかにはラーメンとチャーハンのセットが ありますから、やきそばと ご飯のセットも あるのでしょう。理屈では わかりますが、やっぱり炭水化物どうしの くみあわせはバランスが わるく感じます。

そうそう。ほかにも炭水化物どうしの くみあわせが ありました。やきそばパンやコロッケ サンドも その代表です。しかし、やきそばパンやコロッケ サンドは あじのバランスが とれていて すきです。ソースとパンの相性が よいからでしょうか。

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