みぃちゃんの頭の中はおもちゃ箱

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「コミュ障 ― 動物性を失った人類」

2015年08月16日 21時45分50秒 | 日常のあれこれ
●「コミュ障 ― 動物性を失った人類」(正高 信男 著、講談社ブルーバックス)

コミュ障 (コミュニケーション障害) だなんて、おもいあたる ふしが ありあり。他人の気もちを理解する能力に かけるとか、社会性に とぼしいとか いわれるコミュ障。そのコミュ障の ひとたちは、実は動物的な情報処理より人間的な情報処理の比重が たかいのですよ、と いう おもいがけない視点。コミュ障は人間社会が高度に発達したからこそ うまれたとし、文明の原動力で あるかも しれないと位置づけます。

コミュ障ばんざい! 社会との摩擦も おおいのですが、無理に自分を社会の わくに おしこめなくても ひらきなおると すてきな世界が ひらけます。ただし、経済的な基盤が なければ いきていけません。その点が むずかしい。理解の ある ひとに であうかどうかで人生が左右されます。

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