みぃちゃんの頭の中はおもちゃ箱

略してみちゃばこ。泣いたり笑ったり

Thunderbirdメール消失ふたたび

2015年10月28日 22時03分53秒 | IT・デジタル
またしてもMozilla Thunderbirdのメールが消失しました。メールが消失するのはこれで2回目です。今回はディスク容量節約のための最適化の後にメール消失が発覚しました。

ただし、ネットで調べたところでは、Thunderbirdのユーザ インタフェースにメールが表示されなくても内部には残っているらしいです。

メール ボックスが存在するフォルダはプロファイル フォルダです。このプロファイル フォルダを開くには、メニューバーから [ヘルプ] → [トラブルシューティング情報] を選択し、[アプリケーション基本情報] セクションの [フォルダを開く] ボタンをクリックします。該当するフォルダがエクスプローラで開きます。

ローカル フォルダは、このフォルダにある Mail\Local Folders に入っています。そのフォルダを開くと、見覚えのある名前のファイルが並んでいます。このうち、拡張子のないものがメール ボックスのファイルです。

このメール ボックス ファイルを開くと、こんな感じになっています。

From - Wed Oct 28 14:47:08 2015
X-Mozilla-Status: 001d
X-Mozilla-Status2: 00000000
X-Mozilla-Keys:
From: ***@******.co.jp
To: ***@******.co.jp
Cc: ***@******.co.jp
Subject: =?iso-2022-jp?B?******=?=

メール本文がここに入る
...

見たところ、Thunderbirdの管理用ヘッダに続いて、受信したメールがそのまま格納されているようです。1本のメールの後には改行が入り、さらに次のメールが格納されています。

これを分離してやれば、いわゆるemlファイルになるはずです。

ということで実験。

Thunderbirdの管理用ヘッダを手がかりにして各メールの切れ目を検出し、各メールを別々のファイルに保存します。各ファイルの拡張子はemlにします。ファイル名のベース ネームは任意です (私はプログラムを書いて自動で分離したので一連番号を付けました。eml0000.eml, eml0001.eml, eml0002.eml など)。

分離したemlファイルをダブルクリックすると、見事にThunderbirdで開けました。Thunderbirdのローカル フォルダにドラッグ アンド ドロップすると、Thunderbirdに取り込まれます。

救出完了。