メール使いホーダイ

au (KDDI) がEメールし放題の新料金プラン「ガンガンメール」を発表し、ソフトバンクが対抗して「シンプルオレンジE」を発表しました。NTTドコモがどうするか様子をうかがっていたら……

出してきました、「メール使いホーダイ」。

かつては料金が高かったドコモも、auやソフトバンクに契約者を奪われ続けて危機感を持っているようです。

各社の料金を比較してみました。

項目	au	ソフトバンク	ドコモ
サービス名称	ガンガンメール	(なし)	メール使いホーダイ
基本使用料 [円/月]	780 (プランE シンプル + 誰でも割*1)	780 (シンプル オレンジE + 新・自分割引*1)	780 (タイプシンプル バリュー + ひとりでも割50*1)
パケット通信オプション料 [円/月]	315 (EZ WIN)	315 (S!ベーシックパック)	315 (iモード)
基本使用料に含まれる無料通信	なし	なし	なし
音声通話料 [円/30秒]	21	21	21
Eメール送受信料	無料	無料	無料
SMS*2受信料	無料	無料	無料
SMS送信料 [円/通]	3.15	3.15	5.25
パケット通信料 [円/パケット]	0.105	0.105	0.084 (5985円まで) 0.021 (5985円から)
パケット通信上限額 [円/月] (PCメールやPCサイトを使わない場合)	4410	4410	4410
パケット通信上限額 [円/月] (PCメールやPCサイトを使う場合)	5985	5985	5985
パケット通信上限額 [円/月] (モバイルデータ通信を行う場合)	13,650	9800	13,650
サービス開始	11月9日	12月16日	12月1日

^*12年契約。上記のほか、家族割引などを適用しても同額になる。
^*2auでのサービス名称は「Cメール」。

基本的な料金やサービスの内容は各社とも同じですが、細かいところが微妙に異なります。

特に目を引くのは、ドコモのパケット通信料。auやソフトバンクより2割安く設定されています。ただし、SMS (宛先に電話番号を指定して送受信するメール) はドコモが高めです。一方、パソコンやモバイル機器を接続して大量にデータを送受信する場合は、上限額の低いソフトバンクが有利になります。

Eメールを無料で送受信できる点は各社とも同じですが、併用できるサービスはそれぞれ異なります。例えば、auでは指定通話定額を併用できるので、特定の人と通話することが多い場合に有利です。

表面的なサービスからは見えてきませんが、端末の価格も重要です。ソフトバンクは端末を新規に購入するときに負担が大きいことには特に注意が必要です。対して、auやドコモの場合は0円や1円で購入できる端末も店頭に多く並んでいます。

ドコモは殿様商売のイメージが強くて、今まで携帯を契約するときには、最初からドコモを検討対象外にしていました。しかし、ドコモも安くなってきたようです。

ドコモのお店にも行ってみようかなぁ。

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