みぃちゃんの頭の中はおもちゃ箱

略してみちゃばこ。泣いたり笑ったり

白い朝の読書

2012年09月26日 22時30分38秒 | 日常のあれこれ
昨夜は寝つけなかったので、朝5時に起きました。まだ夜は明けていないと見えて、外は暗く、朝をついばむ鳥の鳴き声も聞こえません。

蛍光灯のひもをコチコチと2度引っ張り、文明の明かりの下で朝食。いつものように机いっぱいに新聞を広げて読みながら。どうして新聞を読みながら食べるかというと、ときどき落としたりこぼしたりするからです。机を拭く手間を省くために、新聞をランチョンマット代わりにするわけ。

朝食は、新聞を半分ほど読み終わったところで食べ終えてしまいました。さっさと歯を磨いて食器を洗い、新聞の残りを読みます。

いつの間にか夜が明けていました。冷たい東の空が白く光っています。朝晩の空気は冷たくなりました。そう、冷たくなりました。冬よりずっと気温は高いのですが、半袖のままの薄いパジャマから出た二の腕をなでる空気はひんやりとします。

まだだらだらしていたい気分。昨日図書館で借りてきた本を引っ張り出しました。

部屋の明かりを消し、窓際に腰を下ろします。障子いっぱいに差す朝日を明かりに本を開くと、白いページに整然と並んだ活字が情熱的に語り始めました。静かな朝の、熱い読書。

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