みぃちゃんの頭の中はおもちゃ箱

略してみちゃばこ。泣いたり笑ったり

貴婦人のシルエット

2006年11月01日 15時28分21秒 | 光と空間
ship032.jpg: 日没頃の空と帆船「海王丸」
D70s with SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC Macro thru Kenko Pro1D Protector (W), Aperture priority AE (F=4.5, SS=1/200s), 0.0EV (Matrix metering), ISO200, WB=Sunny (+0), f=17mm (35mm-equivalent: 25mm)

静かに日が暮れようとしています。名古屋港に入港した帆船「海王丸」のシルエットが淡い空に映し出されました。

ship033.jpg: 日没間もない空と帆船「海王丸」の船首
D70s with SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC Macro thru Kenko Pro1D Protector (W), Aperture priority AE (F=4.5, SS=1/15s), 0.0EV (Matrix metering), ISO200, WB=Sunny (+0), f=17mm (35mm-equivalent: 25mm)

グレーを帯び始めた空を背に、帆桁が影絵を演出します。洋上では昼夜を問わず走り続ける船も、今日は港の穏やかな波に揺られて眠りにつきます。

夜空の無彩色も波となって寄せては返し、次第に空に満ちていきます。

ship034.jpg: 日没間もない空と帆船「海王丸」の船首
D70s with SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC Macro thru Kenko Pro1D Protector (W), Aperture priority AE (F=2.8, SS=1/13s), 0.0EV (Matrix metering), ISO200, WB=Sunny (+0), f=17mm (35mm-equivalent: 25mm)

地平線にオレンジ色がにじみ始めました。いったん灰色にくすんだ空の色が急に鮮やかになる瞬間。

ship035.jpg: 日没後の空と帆船「海王丸」の船首
D70s with SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC Macro thru Kenko Pro1D Protector (W), Manual exposure (F=2.8, SS=1/8s), ISO200, WB=Sunny (+0), f=17mm (35mm-equivalent: 25mm)

地平線のオレンジ色も空の青も深く濃くなっていきます。

ship007.jpg: 夜空と帆船「海王丸」の船首
D70s with SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC Macro thru Kenko Pro1D Protector (W), Manual exposure (F=2.8, SS=1/5s), ISO400, WB=Sunny (+0), f=17mm (35mm-equivalent: 25mm)

そして藍 (あい) 色の

撮影後記


焦点距離17mmの奥行き感に病み付き。大好きな広角で、日暮れ時の光をじっくり追ってみました。

今回の記事で紹介している写真を撮影したのは入港初日 (撮影の順序と紹介の順序が前後していますが)。日中はカメラを持った人がたくさんいましたが、日没の頃には人も減り、6時を回ると誰もいなくなってしまいました。そんな中でしつこく撮影を続けていた私。そのまま夜景撮影に突入。一箇所で長時間過ごすのがお決まりの撮影スタイルです。

なお、今回の記事が777件目の記事です。スリーセブン!



帆船「海王丸」関連記事の目次は → こちら


蔵出し企画: おもちゃ箱の奥

2005年11月1日の記事は → 「鳴門・高松旅行記・16 (激しい潮流)

【みぃのつぶやき】 海王丸の前でも長い時間を過ごしましたが、渦の道でも2時間以上にわたって海面を見続けていました。じっくり見ていると、いろいろ小さな発見ができて楽しいよ。

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