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鳴門・高松旅行記・7 (鳴門観光情報を入手)

2005年10月21日 21時53分02秒 | 気ままにお出かけ
tabi0019.jpg: 大鳴門橋から瀬戸内海を望む

高速バスを降りました。眼下には瀬戸内海が広がります。風もなく穏やかな海面です。満潮・干潮の時刻をかなり過ぎているので、渦潮は見当たりません。

停留所の周りを見回すと、すぐ近くに「渦の道」と矢印が書かれた表示が目に入りました。この矢印に従って歩けば、渦潮や大鳴門橋の観光ができるみたいです。矢印に従って進むと、円形の建物に突き当たりました (後で知りましたが、この建物が大鳴門橋架橋記念館です)。建物のわきには歩道橋があります。渦の道に行くにはこの歩道橋を下りなければならないようです。重いボストンバッグを持って階段を上り下りするのは大変ですが、頑張りましょう。

目の前に小高い丘が現れました。景色がよさそうなので上ってみます。坂の途中でおじさんが一人、海を見ていました。聞けば、すぐ横にある円形の建物の係員のようです。
「今、高速バスを降りてきたんですよ」
「そうか、この時間なら、渦の道でも見に行ってきたらどう」
「とりあえず、この荷物をコインロッカーかどこかに預けたいんですよ」
そうです。私はマイカー旅行者ではないので、大きなボストンバッグを持ってるんです。
「じゃ、中にコインロッカーがあるから預けてけばいいよ」
「渦の道にもコインロッカーがあるんですよね」
実は、鳴門公園周辺に荷物を預けられる場所がないか事前に調べてありました。おじさんはちょっと思案顔になりました。
「そっちにもあるけど。今日はこの後どうするの」
「この後は、バスで鳴門駅前まで移動してホテルに泊まります」
「ああ、そうか。バス停はね、あそこの階段を下りたところにあるよ。どこ行きに乗っても駅前には行くからね。バスに乗るには結局ここに戻ってこなきゃいけないから、荷物はここに預けてくのがいいよ」
おじさんは私を円形の建物の中に案内してくれました。
「コインロッカーはここにあるから」
大型のコインロッカーが4室並んでいます。駅前などでよく見かけるコインロッカーは、たいていひとつのボックスが縦30cmくらいですが、おじさんに案内されたコインロッカーはその倍くらいの大きさがあり、大型のキャリーバッグでも入りそうです。荷物を預けるときに100円玉を入れる必要がありますが、100円玉は荷物を出すときに返ってくるので、実質的に無料で荷物を預けることができます。

コインロッカーのあるロビーには、他にも観光パンフレットがたくさん置いてあります。ロビーから出るついでに、どんなパンフレットが置かれているか見て歩きます。と、めちゃ便利そうな情報を発見。

tabi0001.jpg: とくしまバスNaviのパンフレット

とくしまバスNaviのパンフレットを見つけました。鳴門や徳島を走る路線バスの時刻表を携帯電話から検索できるんだそうです。これはめちゃ便利そう。出発前にインターネットで情報を探したときはこのサイトを見つけられませんでしたが、現地で貴重な情報を入手できました。

出口に向かうと、おじさんが係員詰所から顔を出して、パンフレットを渡してくれました。

tabi0020.jpg: おじさんがくれたパンフレット こんなにたくさん。

周辺の地図や観光施設のパンフレットのほか、路線バスの時刻表までくれました。ここまでしっかり情報が揃っていると、車を使わずに初めて鳴門を訪れる場合でも快適に観光できます。手作りの絵地図の裏には、「なるとDEごはん」と題して、高速鳴門停留所の周辺にあるお食事スポットが地図とコメントで詳しく紹介されていました (今回の行動範囲は鳴門公園と鳴門駅の周辺なので、このグルメ情報は利用しませんでしたが)。

おじさんは地図を取り出して、私が今いる場所を示してくれました。
「今、ここだから、こっちの方に……」
渦の道までの道順と、鳴門駅前に行くバスの乗り場を教えてもらいました。この建物のある場所はしっかりと頭に入れておきましょう。迷子になると荷物を取りに戻れなくなってしまいます。
「5時半までには戻っておいでよ」
それを過ぎると建物が閉まり、荷物を出せなくなってしまいます。

おじさんにお礼を言って、円形の建物を後にしました。この時間だと満潮・干潮の時刻から外れているので渦潮は期待できません。千畳敷展望台で大鳴門橋の雄大な姿を楽しむことにしましょう。おじさんからもらった地図があれば大丈夫。

親切なおじさん、温かみのある手書きの地図、きれいな風景。鳴門っていいな。

※ 上記のコインロッカーに関する情報を「お役立ち! 鳴門観光リンク集」に追加しました。



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