D70s with SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC Macro thru Kenko Pro1D Protector (W), Aperture priority AE (F=3.8, SS=1/640s), 0.0EV (Matrix metering), ISO200, WB=Cloudy (-1), f=34mm (35mm-equivalent: 51mm), Rotated counterclockwise
餘部 (あまるべ) 駅に到着しました。ここは緑に囲まれた無人駅。改札はありません。列車はワンマン運転で、運転手の他に乗務員は乗っていません。
困りました。
ワンマン運転の列車なんて普段は乗らないので乗降の仕方がよく分かりません。幸い、他にもこの駅で降りる乗客がいたので、その後について運転席のすぐ後ろにある扉に向かいました。どうやら、運転手に切符を渡してから降りるようです。
それにしても、降りる人がやけに多い。15人ほど降りたでしょうか。ほとんどは香住駅で乗り込んできた人たちです。腰のあたりにはJTBの札を着けています。餘部鉄橋を渡るツアーなのでしょう。意外や意外、車内では20代と思われる女性が何人もデジカメを構えていました。
若い女性の人気をさらうとは、餘部鉄橋もなかなかやるな。
大勢の人を降ろした列車はブゥーンとエンジンをうならせ、赤い躯体 (くたい) をぶるぶる震わせると、ゆっくりと緑の山あいに消えていきました。何だか少しさびしい感じ。きっと車内も急に静かになったことでしょう。
この列車はディーゼル車。城崎温泉駅で乗りました。先頭車両の冷房が故障しているとのことで、扇風機が忙しく首を振っていました。
扇風機が回っている列車なんて久しぶりに見ました。10年ぶりでしょうか。私が普段乗る電車はすべて冷房化されて、扇風機なんてとんと見かけなくなりました。
昔の光景に出会えるのもローカル線のいいところです。何でもかんでも新しければいいというわけではありません。今日は暑くありませんし、冷房がなければ体が冷えてしまう心配もなくて安心です。
餘部駅に掲げられたプレートによると、この駅は近畿の駅百選に認定されているそうです。調べてみると、1時間ほど前に出発した城崎温泉駅も近畿の駅百選に選ばれているとか。さらには、昨日途中下車した京都駅も近畿の駅百選に選ばれているようです。今回の旅は特徴ある駅を訪ねる旅!?
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蔵出し企画: おもちゃ箱の奥 2005年9月24日の記事は → 「サンマのさっぱり野菜ソースがけ・後日談」 【みぃのつぶやき】 普段と違うことをすると、思いがけない失敗と発見があるよね。それもまたいいところ。 ※ 過去の記事へのコメントも歓迎します。恐れ入りますが、コメントは該当する記事に書いてくださるようお願いします。過去の記事に関するコメントが今日の記事に書かれていると、他の読者が脈絡を理解できず、混乱してしまいますから。 |
餘部いいですね、橋の工事が始まる前に、私も行っとかないと...これからも宜しくです (^_^)
餘部にはまた行きたいです。今回は残念ながら曇りから雨の天気だったので、ピーカンの晴れで撮りたいなぁ。