みぃちゃんの頭の中はおもちゃ箱

略してみちゃばこ。泣いたり笑ったり

トップを張る

2011年05月01日 22時38分10秒 | お仕事・学び
スクールのレッスンは実技が中心です。

ときにホワイトボードを使って理論も講義されますが、基本的には実技の繰り返しです。

レッスン中には、ひとまとまりの課題について、講師から指名された順に受講生がひとりずつ実技を行い、指導を受けます。

基礎クラスのレッスンを受けている間、クラスで最初に指名されるのは私です。クラスに別の人が合流した場合は一時的にその人が最初に指名されることがありますが、じきに私が最初に指名されるようになります。

トップを務めるのは緊張します。他の人の技術や工夫をまねたり参考にしたりすることはできません。自分の番が回ってくるまでにイメージトレーニングを重ねる時間もありません。しっかりと予習・復習をしておく必要があります。

しかし、トップを務めるのは講師から期待されている証拠でもあります。

クラスの中には、課題をマスターするのが早い受講生も遅い受講生もおり、到達度はまちまちです。そのようなクラスの中で、講師は到達度の高い受講生から順に指名していきます。グダグダの実技が先行しては、他の受講生が緊張感を失いかねません。レッスンの効率という観点からも、到達度が高い受講生は指導する箇所が少なく、到達度が高い受講生に指導したポイントは、遅れた受講生にも共通する可能性が高いので、到達度が高い受講生から順に指導したほうがトータルでの指導時間が短くなり、その分、多くの課題に取り組めると期待できます。また、到達度が低い受講生を後回しにすれば、その受講生が実技に入る前にイメージトレーニングをしたり、先の人の実技から学んだりする機会も多く作れます。

そういう意味で、トップを張るのは緊張しますが、クラス全体を引っ張る役割を講師から期待されている証拠でもあり、やりがいがあります。他の受講生は最初に指名されることを嫌がりますが、私は大変名誉なことと考えています。あえて厳しい環境に身を置くいい機会でもあります。

これからもトップを張っていきます。他の人にトップの座を奪われないように、もっともっと勉強しないと。

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