D70s with SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC Macro thru Kenko Pro1D Protector (W) and LEE Graduated ND 0.6 Soft filter, Manual exposure (F=7.1, SS=1/640s), ISO500, WB=Sunny (+0), f=24mm (35mm-equivalent: 36mm)
島原城を訪ねたのは3月下旬でしたが、5月かと思うほどの陽気に包まれ、歩いていると汗ばむほど。
城を囲む真っ白な漆喰 (しっくい) もまぶしい。
D70s with SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC Macro thru Kenko Pro1D Protector (W), Manual exposure (F=4.5, SS=1/3200s), ISO500, WB=Sunny (+0), f=55mm (35mm-equivalent: 82mm)
島原の地にも夏みかんが実っていました。幡豆 (はず) で家々の庭先に夏みかんを見つけて以来、夏みかんが気になります。
島原には、今でも昔の武家屋敷が伝えられています。江戸の当時、それぞれの屋敷の庭にはみかんやびわの木が植えられ、果物を自給できるようになっていたそうです。
武家屋敷の中は見学することもできます。
板敷きの台所には木の棚が設けられ、食器が整然と片付けられています。台所には土間が続いており、食品や水を運び込むのに都合よくできています。なるほどね。
台所と土間は高さ1.5mほどの板塀で仕切られ、台所にいながらにして外の様子をうかがうことができます。誰かが家に来たら、板塀の上からちょいとのぞいて相手を確認することもできそうです。「ダンナが帰ってきた」とか、「宅配便だから印鑑を持って出よう」とか。
見上げると、台所は天井板が省かれています。煙や蒸気を逃がすためでしょうか。
木を中心に構成された家は自然のぬくもりに満ち、簡素な造りながらも機能的です。部屋の数も5室くらいと多く、現代人でも生活できそうです。さすがは武家屋敷。当時の豊かな生活がうかがい知れます。
こんな家で暮らしてみたいと思うほど気に入りましたが、残念ながら写真は撮っていません。部屋の中が暗かったので。
今回の反省
ISO感度を戻し忘れたまま撮っていた写真の続きです。ISO感度の件はともかく、1枚目 (castle00.jpg) の写真で漆喰部分の光量を落としきれず、白飛びしてしまいました。まぶしさは表現できましたが、あと1/3段だけでも光量を落としたかったなぁ。
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