D70s with SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC Macro thru Kenko Pro1D Protector (W), Aperture priority AE (F=6.3, SS=1/60s), -0.3EV (Spot metering), ISO200, WB=Sunny (-2), f=70mm (35mm-equivalent: 105mm)
毎月1回の蔵出し企画として、1年前に撮った写真を振り返っています。今回は2006年6月に掲載した写真から5枚を選びました。1年前に撮った写真を見返して、撮影スタイルや趣向の変化を振り返ります。
写真を撮るようになって、細かいものにも目を向けるようになりました。
このときは、春に花を楽しんだ桜を再訪してさくらんぼを探してみたもの。ソメイヨシノは食用の品種でもなければ種で増える品種でもありませんから、さくらんぼがなっていないかも知れないと、あまり期待せずに公園を訪れました。予想はいい方向に裏切られ、ちゃんと実がなっていました。生き物に宿る力はすごいものです。
D70s with SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC Macro thru Kenko Pro1D Protector (W), Aperture priority AE (F=4.2, SS=1/6400s), +0.3EV (Matrix metering), ISO800, WB=Sunny (-1), f=50mm (35mm-equivalent: 75mm)
逆光の緑を見るとその透明感にほれ込んでしまい、撮りたくて仕方なくなります。水のきらめきが加われば なおさら。
水のきらめきは、どのくらい絞るか悩みます。早く自分なりの目安を確立できると撮りやすくなるなぁ。
D70s with SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC Macro thru Kenko Pro1D Protector (W), Aperture priority AE (F=13.0, SS=1/640s), +0.3EV (Matrix metering), ISO800, WB=Flash (-2), f=70mm (35mm-equivalent: 105mm)
観察しながら歩いていると、小さな虫を見つけることがあります。小さな小さな命が、自分に与えられた時間でおいしいものを食べ、空を飛び、素敵な恋人を見つけて、命をまっとうします。
自分の持つ力を振り絞って、自分に与えられた時間を最後の最後まで懸命に生きる。
自然は厳しいだけじゃない。命は楽しむもの。そう、命は自ら楽しむもの。命を楽しむには、自分が楽しもうとしなきゃ。
お気に入りのバラの花を見つけて潜り込んだハナムグリ。私にとってもこの写真はお気に入り。被写体にこれだけ寄っても、F13で意外と被写界深度が稼げることが分かりました。
D70s with SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC Macro thru Kenko Pro1D Protector (W), Programmed AE (F=13.0, SS=1/500s), -0.3EV (Matrix metering), ISO200, WB=Sunny (+0), f=70mm (35mm-equivalent: 105mm)
普段、ずっとパソコンに向かう仕事をしているので、体をあまり動かしません。体を動かして体力をつけようと、カメラを持っての散歩を始めました。特に夏は、川風のにおいをかぎながら歩くと気持ちいい。
水面で跳ねる光をとらえるのは難しいです。少し露出を変えるだけで表情ががらりと変わります。このときはプログラムAEで絞りをカメラ任せにして撮影。カメラ任せにしたら、F13まで絞り込んでくれました。絞り込むのって、意外といい雰囲気に仕上がるなぁ。
D70s with SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC Macro thru Kenko Pro1D Protector (W), Aperture priority AE (F=5.0, SS=1/200s), 0.0EV (Matrix metering), ISO200, WB=Sunny (-1), f=70mm (35mm-equivalent: 105mm)
去年盛大に咲いていたラベンダー。二線ボケも美しいことに気づいた写真。一般に二線ボケは汚いとして敬遠されますが、この頃の写真を見返して、つくづく写真は自由だと感じました。
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