みぃちゃんの頭の中はおもちゃ箱

略してみちゃばこ。泣いたり笑ったり

予約初体験

2007年06月27日 18時29分01秒 | 日常のあれこれ
スバルの軽自動車ステラとR2のCMが今のお気に入りです。

CMのバックに流れる歌詞「君がいるだけで僕は飛べるよ。光さす場所へどこまでも……」が耳に残って離れません。ポジティブな歌詞が、前に進もうとする私の背中を押してくれます。今の私の気分にぴったり。

この力強くて透明感のある女性ボーカルが気に入ったので、Yahooの特別ページ (ERIKA Special Channel) で無料公開されていたプロモーションビデオを見てみました。あの、牛乳みたいな白い液体が横から飛んでくるビデオです。あ、あれは牛乳じゃなくてシャンパンか。(この文章を書いてる途中で気づくなんて、遅すぎるよね。)

何回も聞くうちに歌に魅了され、ついに7月4日発売のCDを予約することに。

CDを発売前に予約するなんて、生まれて初めてです。そもそも、新譜を買うのさえほぼ4年ぶり。それまでは、気になった曲があっても、ちまたの熱が冷めて中古CDが値下がりするまで待ち、あちこちの店を回って丹念にCDを探す形をとっていました。1年間に買うCDは少ないと1枚、多くても3枚ほど。しかも買うのはほとんど中古CD。新譜の予約は、「FREE」に対する私の熱の上げようを象徴する出来事です。

歌い手はERIKA。CMに出演している沢尻エリカとは顔も声もうりふたつ、生年月日も同じだが別人と紹介されています。

ところが、私がCDを予約したサイト (SonyMusicShop) では、「FREE」シングルについてこんな風に紹介していました。

謎の女性シンガー "ERIKA" デビューシングル!
パリ郊外で生まれ、ギターとともに何十年も音楽の旅を続けてきた "ERIKA" がシングル『FREE』でデビューする。沢尻エリカに顔も声もうりふたつだが、経歴は上記の通り。謎めいたデビューを飾る。
「SUBARU・軽」のTVCMソングとして本人出演でも話題のロックチューン『FREE』や、ハウス風のアレンジ曲『FANTASY』など、インストゥルメンタル含む全4曲を収録。


あれれ? 当初はERIKAは沢尻エリカとは別人とされていたのですが、この紹介文には「TVCMソングとして本人出演でも話題の……」とはっきり書かれています。これは、ERIKAが沢尻エリカであると言っているのと同じこと。ちっとも謎じゃないじゃん。こんなに簡単にばらすのなら、最初から沢尻エリカとして売り出せばいいのに。ややこしいことするなぁ。

アイドルとしての人格と歌手としての人格を別にすることは悪いことではありません。自分の中にいる別の自分を具現したり、自分が持ついろいろな側面を独立した人格として表現したりする意図は理解できます。世の中には、作品の性格によっていくつものペンネームを使い分ける作家もいます (20もの名前を使い分けた作家もいるようです)。

ただし、使い分けるなら、つまらない破綻 (はたん) を起こさないように使い分けて欲しいものです。

CDが発売される7月4日にMTVで沢尻エリカとERIKAの対談を放送するとか。多くの人がERIKAを沢尻エリカとしか思っていない現状で、どのように番組を構成するつもりなのか気になります。

「FREE」は、曲自体は聞かせどころの多い曲ですが、曲の本質と関係ないところでごたごたを背負い込んでしまいそうで気がかりです。あえてこんな仕掛けを施すべきなのでしょうか。プロダクションの意図が読めません。

ERIKAと沢尻エリカの関係はともかく、この曲をきっかけにして私の関心が急に沢尻エリカに向いたのは確かです。

今まで沢尻エリカのことは全然知りませんでした。ドラマや映画に出演しているとは聞いていましたが、そのドラマや映画を見たわけでもなく、もちろん顔もよく知らず、テレビにアイドルが出演していても沢尻エリカかどうか分からないほどの無関心ぶりでした。

その私が、一転してこの熱中ぶり。

「FREE」は、聞けば聞くほど引き込まれる曲です。

女性ボーカルとして今の私のナンバーワン。

はっきり宣言します。

沢尻エリカのファンになりました。

今後、沢尻エリカを応援していきます。しょせんはアイドルだと高をくくっていたことを反省します。人を見た目で判断しちゃいけないね。ごめんなさい。

ちなみに、今お気に入りの男性ボーカルは……またの機会に。


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