みぃちゃんの頭の中はおもちゃ箱

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基礎と応用の橋渡し

2012年08月08日 22時25分49秒 | お仕事・学び
ここ20日間、一流の人の技を手本に、独自に模倣練習を積んできました。お手本にしたのは、以前から大好きで敬服している、この世界でトップのあの人です (私淑につき名前は出しません)。

何かを学ぶにあたって、一流の技を模倣することで大きな効果があがると言われます。昔から絵画の分野では模写が、文学の分野では筆写が行われてきました。武術では型を学びます。囲碁や将棋ではプロの棋譜を再現します。楽器の演奏でも、一流プレーヤーの演奏を模倣すると、何気ない演奏の中にさまざまな技術や工夫が凝らされていることがよく分かり、技を盗むことができます。

今回行った模倣練習はもともと、講師からさんざんな評価を受け続けているのを打開しようと始めたことでしたが、予想外の成果が得られました。

基礎と応用がしっかり結びつきました。この成果のほうが大きいと感じています。

年末に始めた独自の基礎練習でだいぶ基礎技術が固まってきた実感がありましたが、実際にどのように応用するかはまだ手探りの状態でした。この基礎練習はあくまで私が独自に取り組んでいる練習であり、レッスンで正式に扱われているものではありません。講師が描いたレッスンの構想から外れているので、応用のための手引きを講師に期待することはできません。応用への橋渡しは自分で行う必要があります。

今回の模倣練習では、その基礎技術をフルに使いました。模倣する中で、さらに基礎を深める必要にも迫られ、模索を通じて道が見えてきました。

模倣練習に使った素材は、今後どうしたらいいか分からなくなったときに勘を取り戻すための手がかりになりそうです。宝物をひとつ手に入れました。

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