hisakunnのブログ

日米の民主主義崩壊

円安とインフレ

2011-04-08 10:15:49 | 日記
 さすがの円も、この震災と原発事故には勝てない様子ですね! どこまで円安が進むかですが、ひょっとして100円近くまで行くかも! 相場というものは、絶えず行き過ぎるもので、それがその時期の天井であり、底になる訳です。
 震災後に、その酷さが表面化してきて、77円台をつけて一時期の円高天井をつけた形になりました。
 結果、どうなったかと言えば、金融政策に支えられ、世界で一番強いと思われた円が、天災という巨大な障害には大変脆く、しかも経済は不況で、雇用も不安、政治も機能しない脆弱な国家であることを露見させたのです。 その上に、安売り合戦の中で、原油や食料品といった必需品は円安等により高騰するという矛盾!
 経済も伸びず、国民の生活は苦しくなるばかりの日本です。 いずれ震災復興による景気回復が、少しは出てくるでしょうが、その恩恵のほとんどが富裕層に行くという社会構造が問題なのです。
 最終的には、この富と利益の配分の不均衡が、国を貧しくさせ、国民に不満と不振をい抱かせるという事が理解出来ない、知識人や財界人のおろかさが問題です。