hisakunnのブログ

日米の民主主義崩壊

大衆迎合政治の民主主義!

2011-09-09 10:45:34 | 日記
 自由と平等を基本とする民主主義の考え方に、問題があります。 この特に、平等の捉え方が問題なのです。 何から何まで平等に扱うことの弊害が出て来ています。 特に先進国と言われる国々にこの弊害が多く出ているのは、明らかに志向の疲弊です。腐敗と言うべきかも知れません。 どんな仕組も体制も、永久に完璧なものはありません。
 もう一つ、大切な事が、見逃されています。この民主主義の考え方を、個人の範囲と社会における範囲の区別が全く、無視されていることです。 全くではないかも知れませんが、少なくともきちんとした認識の基に、検証がなされたことがありません。
 社会においては、立場や地位によって、責任の大きさは違って当然です。 最近では、裁判官も人間だからとか、教職者も人間だからと平気で、自らの地位を貶めています。 そこにプライドとか誇りとかを求めようと言っても、無理な話です。
 独裁国家が、民主国家を目指す状況と、成熟期を過ぎ、朽ちようとしている先進諸国とは違うのです。 こういった心理、原理、思想の矛盾に目を向けて、より高尚な理想の上に、民主主義を見直す時期が来ています。
 その点、アメリカも日本も一向に、反省が出来ていません。 肥満で、糖尿の老人が、縁側で食後の美味しいデザートを鱈腹食っているような姿です。