hisakunnのブログ

日米の民主主義崩壊

大阪都構想!

2011-09-18 10:04:36 | 日記
 掛け声だけの政治の時代です。名古屋も愛知県も口だけの改革で、少々給料を減らして、改革はお仕舞いとなってしまいました。 大阪も、橋本氏の構想は、それなりに理解出来ますが、どこまで実践出来るか見ものです。 何故、ここまで政治が腐敗したのでしょうか? 民主主義のシステムに問題があります。 全てを多数決で決めるという制度です。

 一見、素晴らしく思えるこの制度が何故、老朽化するのか? そこには人間の持つ。哀れな習性があります。 戦後の民主社会の中で、政治を支配し、社会を主導するための方策として、この多数という数を重視して、体制が安定を図りました。 そうすると、どうらるかと言えば、体制の側に座る人間の数を増やす必要が出てきます。その結果、税で潤う人間の数が、途方もなく大きな数字になったのです。 そして、この多数を利用する側が、利権を掴み、胡坐を掻いて楽をする仕組みを作り上げた訳です。

 そして、この体勢に入ると、当然、保身と利権を守る方向が、必然になります。 大阪が、橋本氏が、進む方向が、この利権亡者達の牙城を崩せるかと言えば、大変難しいでしょう! 民主主義の難しさです。 どこまでも、多数を握って、法を変えないと出来ないことが多いのです。 地方、地方の掛け声も、ほとんどの国会議員は掛け声だけです。

 小泉以来、散々騙されて来たではないですか? 民主党が、本当に最後まで、橋本氏を応援するかと言えば、嘘です。 いつか、梯子を外されて、元の木阿弥になるのが、長年の実績です。 

 橋本氏には是非、頑張って欲しいのです! ただ、何処までも、この危惧は払拭できません。