hisakunnのブログ

日米の民主主義崩壊

資本主義者の過信!

2011-12-14 11:33:09 | 日記
現在、世界中に起きている混乱や不安、格差の問題は何処から発祥したものなのか?
何処に向かって進んでいるのか?
この問題について、世界の中心的な立場にある指導者達は、明確に認識し、検証を成しているのでしょうか?

私なりに、この資本主義社会の過去から、大まかな分析をしてみたい。

資本主義と言えば、即座に経済に結び付くように、中心は経済です。
そして経済と言えば、お金と物の流通が中心です。
政治だ、経済だの建前は、数々の有識者があらゆる機会で記されていますから、私がとやかく言うまでもありません。
私は、この仕組みの本音に触れて見ます。
基本にあるお金の流れの中心は集金力です。
最も大きな手立ては、税です。
次は預金他の金融による金集めです。
そして次に来るのが、最近の世界の傾向にある債券の発行による金集めです。

このお金の流れと共に、政治や企業のシステムが大きく動いています。そして物が流通して、それに伴ってお金も動いています。

今までの説明の中に、世界の資本主義社会が拡大して来た基本的な流れの本質はありますが、この背景にある最大の要素を見間違い易いので、記しておきます。
今後の世界が、この最も大切なものを見失わなければ良いのですが、現状を見る限り、日本も世界も何となく理解出来ていないように思います!

このお金の流れの中で、巧みに我欲を剥き出しに、国民の浄財をクスねようとする輩が極めて多いという亊です。

この資本主義社会の基本である、信用、信頼というものをどんなふうに考えているかという亊です。
全てが、国と国、国と国民と言った相対的な関係の信頼の上は成り立っているのをみ誤って、自信過剰になり過ぎると大変危険な窮地に陥ります!

世界は今、自信過剰の状態ではありません。
疑心暗鬼で、不安だらけでありながら、この道しか無いから、過剰資金状態を作っています。
問題は、日本です。日本は、国も国民も自信過剰の状態です。 信頼、信用の上に成り立つ資金主義社会が、現在のような状態では、砂の城です。
少し大きな波が来れば、淡く消え失せるような現状のように思えるのです。

何故かと言えば、明らかにその背景に、欺きがあり、裏切りがあり、摩耶かしがあるからです。
日本では、次から次に、摩耶かしのシステムに作り変えられています。

国民には見抜く力も努力もありません。
砂のお城になるかどうかの分岐点にあるのが日本の現状です!