hisakunnのブログ

日米の民主主義崩壊

変わり行く世界に着いていけない日本!!

2012-01-08 09:58:06 | 日記
 国も組織も人間の体と同じです。42.195kmを走るマラソンではそれに適した体が必要です。 賢そうに振舞う日本の愚かな有識者には、こんな簡単な事象さえ理解できないのです。 では何故日本が世界の変化に着いていけないのかを人間に例えて示しましょう!
 
 日本の現状、高齢者が肥満と高血圧、糖尿に苦しむ状況です。 これには戦後から重ね上げた組織の複雑さと腐敗が重なって簡単には変われない疲弊した環境があります。 積み重ねられた制度や法改正が、取捨選択を怠り、場当たり的に法や条例を絡ませて仕組みの新陳代謝を阻害して来ました。

 その上にGDPを重視し過ぎて、生産額を伸ばす事にしか注目して来ませんでした。 人間で言えば、絶えず自制と整理整頓が必要であったのに、取り敢えずゴミを袋に詰めて家の片隅に積み上げておいた状態です。 まるで、どこかのゴミ屋敷のように!

 ゴミ屋敷の住人には、自力でゴミを処理する力がなくなって、そのまま放置してあるのと同じです。 つまり、原発の廃棄物と同じで、きちんと、どう処理するかを決められない状況に似ています。

 世界は、マラソンから短距離走の変わってきているか、その逆かもしれません。 その競技に合った体に変える必要があるのに、体は肥満体のままで、とても着いて行ける状態ではないのです。 大きく変わろうとしている世界から取り残されようとしています。 日本が中国にお世話になってご機嫌伺いして回る状況で満足出来れば、それも悪くないでしょう!

 ところが、一部の富裕層だけが、世界と同調して太ったままに胡坐を掻いて儲け続けるという図式が見えているから歯がゆいのです。 国民だけがババを掴んで貧しくなるという将来が透けて見えるのです。

 自分だけが賢く振舞って良い思いが出来れば良いのだという輩の発想です。 

 世界では、民主主義そのものの見直しが始まるのです!! 皆さんも準備が必要です!!