競馬の世界もエージェント全盛？

　競馬の騎手の世界も、自ら営業する時代ではなくなりました。　ここ数年で、騎手の騎乗する馬がガラリと入れ替わって来ています。

　自分の営業力が無くても良いエージェントに恵まれれば、良い馬に乗れる。　競馬界の意向も、売り上げが伸びてくれれば文句は無いのであろう！　エージェントの真っ盛りである。　

　エージェントとカタカナにして聞こえを良くしているが、要するに営業代理人である。この種類の仕事は、色々言い方がある。　交渉代理人だが、便利屋でもあり、口利屋でもある。　プロ野球で言えば、フリーエージェントという言葉を頓に耳にするでしょうが、同じです。

　競馬の場合は中心に馬主が居て、馬を預かり管理調教をする調教師が居ます。　そして競馬で騎乗する騎手が居て、この三つの中での交渉を引き受けるのですが、馬主はより良い騎乗が出来る騎手に騎乗して欲しいので、良い騎手に依頼が偏って難しい問題も生じるのです。

　騎手自身にも乗りたい馬があるので、その調整をしながら間に入って交渉代理をするのがエージェントです。　ところが、大きな金の動く社会ですからトラブルのようなものも多い訳です。

　エージェントも様々で、推測ですが日本の事ですから、村社会で縄張りだとか、力関係で動く部分も多いでしょう！

　今日のレースで、馬単で41000円強、馬連で54000円強という配当のレースがありましたが、これは馬単に異常なお金が注ぎ込まれたということです。　一度、売上げがどれ位で、馬単にどれ位のお金が投入されると、こういう配当になるのか調べて見たいと思います。
　不正が大嫌いな私ですから、フェアーであれば、文句はありません。　楽しみの場に、悪巧みがあると、気分良く遊べません！　それだけです！！