完璧に地中下してしまうと、後のランニングコストが大幅に減少します。水道工事やガス菅工事と一緒に施工されるようになり、関連の予算が減少することに業界が恐怖心があるのです。
これは、役所や裁判所の手続きの簡素化が進まないのと同様です。役所の窓口や裁判手続きが、複雑であればあるほど自分達の仕事が増えると思っているのです。ですから次から次へと法案を通して、過去の法案との整合性や、矛盾を無視して倉庫に仕舞うばかりですから、役所も法務局もゴミ屋敷状態です。
台風や大雨での災害の復旧も、奴等にして見れば、金儲けの内だと考えているのです。だから、目先だけにしか目が行きません。確かに、地中下の工事には多大な資金が必要です。地中下して、点検や補修の工事が簡素化してしまうと、仕事の量も減り余剰な人材も出ることが予想されます。
原発事故のように、再開発が容易ではない事故や災害は金儲けには直結しません。病気が無くなってしまったら医者が困るのと同じです。災害で全く、工事が必要で無くなってしまっては、困る連中も沢山居るということです。
役所も法務局も簡素化されてしまうと、仕事が無くなって自分の立場が不安に成る輩が沢山居るということです。結局、電柱の地中下も、役所の簡素化も日本では進みません。自分の都合しか考えないエゴイストばかりの日本だからですね!