この流は、世界に拡がっています。建前は庶民の奉仕や貢献を助長し、社会に役立てる予算の活用ですが、そこには悪巧みや職務怠慢が蔓延しています。
特に日本のように、予算が一般会計と特別会計の二本立てになっている国は、そこに悪意が溢れています。
数多くの得体の知れない団体や相続が補助金目当てに群がっているのです。その上に、ボランティアや社会奉仕を名目に推進し、国や地方が楽を優先するという怠慢が横行しているのです。
日本には昔から町内会とかPTAや消防団と言った奉仕を強制するような制度が在るではないですか？
役人は、このような制度を自分達の怠慢に利用している節が見受けられます。民間の活動を最大限、効果的にするには、社会貢献は最低、必要な部分に留めるべきです。
健全な民主主義社会を形成するには、このような民主主義の社会に、狡い者が悪巧み出来る要素は排除すべきなのです。
人間の持つ負の習性に蓋をして、民主主義社会の制度を荒廃させ、腐敗させていては民主主義そのものを破壊してしまいます。
その意味で、世界の民主主義は、成熟期から衰退期に入っています。人間の体なら自浄作用や新陳代謝で、再起出来るケースもありますが、社会にとっては大変に難しい時代に入ったと言えるでしょう！