少し前に、日経新聞の夕刊でこの方のコラム(聞き取りのようですが)が
連載されてました。
いまや百マス計算は知らないものがいないほどの物になりましたが
もともとの考案者は、この方ではないようで…
改良して成功したのが陰山英男さんなわけですね。
(ご本人もそうかいておられます)
この方のHPで掲示板があるのですが
最近私はみにいっておりませんが、ここに書き込みしてくる保護者の
方々はすごかったです。もう、教師顔負けの家庭学習であります。
中学入試などに向かう方々とはまた違うようにもお見受けしましたが
どうなんでしょうか。
陰山氏はいわば「公教育の星」ともいえる先生だったと思いますが
いまは4月開校した立命館小学校の副校長でかつ立命館大学教授と
なっておられます。
新聞のコラムではやはり、立命館小学校でどれくらい進化した授業が
可能か、というようなことも書かれていました。
前任の「土堂小学校」もいわば肝いりのモデル校で
地方の財政難の公立校とはちがったかもしれません。
しかし、公教育でもやる気になればここまでできる、
ということを実践して見せた、という点で大きな意味があったと思います。
百マス計算にしろ、斎藤孝の音読のすすめも
かつてデスクワーク中心の学校教育の中では「普通」にできていたことで
何も特別ではないと思うのに、こんなに騒がれたり重視されるのは
やっぱり現状がまずい、ということの裏返しなんでしょう。
予算のない自治体の教育でも、充分に学力はつけられる
そういう公教育の実践が望まれると思いますが、どうなんでしょう。
。。。そのためには、やっぱり「人」=教員の資質が
重要な要素になってくると思います。