ふくちゃんの絵日記

バイク等での旅行記や、日常生活で感じたことを、絵(写真)に描けるものは描き(添付)絵日記風にしたいと思います。

北海道四日目 苫前から雄武へ

2017年09月22日 | 旅行記
 北海道ツーリング7日目となる、9月8日の朝を、苫前・とままえ夕陽ヶ丘オートキャンプ場で迎える。
 天気も良い! ツーリング日和が続いている。至福の状況である。
 昨日は、距離的に”楽”をした。
 今日は、取り返さなければならないか・・・!?と、思えども、此れから先には、観たい処・行きたい処が多々ある地域である。
 めぼしいキャンプ場は存在する。
 結果的には「成り行きに任そう!!」と云う気持ちである。
 朝起きて”ご近所さん”と朝の挨拶を交わす。
 オートキャンプの外国人男性(一人旅のよう?)は、早々に出立して行った。
 バイクの人は、顔を見る事も無く、居なくなっていた。
 朝食は、買ったものの食べる機会の無かった「アルミ容器に入った即席麺」を頂く。
 初めて食したが”美味しかった!”が、感想である。
 食事も終わり、出立する準備が整ったことから”お隣さん”の御夫婦にご挨拶をした。
 「有難うございました。 好いご夫婦の”カタチ”を、お見せ頂きました」
 そして「会話をお聞きして、私も幸せな気持ちに成っておりました。良い出会いでした」
 奥さん?から「思いもしない言葉を頂きました。有難う!」と、返事があった。
 私と変わらない年代と思う。
 漏れ聞こえて来る、御夫婦の会話や・御夫婦の仕草が、私の心に安らぎを与えるのである。
 その要因は判らない。
 ご夫婦の、好い関係なればこその有り様のでしょう。
 「良い旅を!」と、声を掛け合い、手を振っての、お見送りを受けた。
 バイクのエンジンも、良い音を聞かせている。
 天気も良い! 気分も良い!
 国道232号線で北上を続け、天塩町から道道106号線に入る。
 サロベツ湿原に訪れたい事、そして、日本海に沿って”一直線の道路”を走行したいのである。
 サロベツ湿原と日本海の間を走る”道道106号線”は、70Kmに亘って、電柱の無い絶景の光景が見られる。
 「サロベツ湿原センター」の標識で、右折し(道道444号線を)サロベツ湿原センターに向かう。
 湿原に設えられた”木道”(約1kmだそうです)を散策する。
 何ヶ所ある、展望台?で、観光バスで、訪れた一団の”一組”だろうか・・!
 7人(女子)が「誰が(写真の)シャッターを切る!」か、笑い声の中に問答していた。
 「おっちゃんが、押したろか!」と云ったモノの”余計な事をしたか!”との反省もあった。
 しかし、「お願いします!」の声に、助けられた思いであった。 
 図に乗って「おっちゃんのも頼むわ!」
 「有難う!」と、互いに声を掛け合って、左右に分かれた。
 そして、この湿原から生産物”があった事を知った。
 「泥炭」である。 浚渫船で、泥炭の基なる土(泥)を採取し、水を分離し、パイプで工場に送っていたという。
 当時の機械(浚渫船と分離機)も、保存されており、説明表示板で、これ等の事(泥炭製造)を知ることが出来た。
 サロベツ湿原を後にして、もと来た道を、道道106号に戻り、ノサップ岬に到る。
 ノサップ岬・稚内港北防波堤ドームを周遊し、JR稚内駅と隣接する「道の駅 わっかない」で、昼食とする。
 昼食を摂りながら「今夜の寝場所は・・?」と、ガイドブックを開き、雄武町の「日の出岬キャンプ場」を予定地とした。
 「最北端の線路」と表示された風景を、ガラス越し撮影し、稚内を後にする。
 稚内から国道238号線で「宗谷岬」に向かう。
 宗谷岬から、国道238号線を後戻りして「宗谷丘陵」を走行する。
 北の大地の、近代的なレーダーサイトと、時間が留まった様な!牧歌的な風景が混在する広大な風景を、暫し楽しんだ。
 宗谷岬方向からの国道238号線に合流する。
 これより、予定キャンプ場まで、残り約140Kmとなった。
 雄武町(役場)を通過し、約9Kmで左折する。
 「オホーツク温泉ホテル日の出岬」を左に観ながら通過する。
 その先が、キャンプ場で、手続きを済ませる。
 「草地をスローで、バイクを乗り入れる事は可能です」との説明があった。
 既に、一台のバイクは、野営の準備を終えていた。
 私がテントの設営をしていると、テントから出て来た。
 「こんにちは!宜しく!」と声を掛け合った。
 テントの設営を終えたところで、着替えを持ってバイクで(数分)「オホーツク温泉ホテル日の出岬」に行く。
 入浴と、夕食を頂き、今日の行程を終えた。  テントに帰って、少しだけ、頂きました!
 走行距離370Km 充実した一日でした。
 今日の絵日記の絵(写真)は、6枚である。 写真・左より、写真1~写真6とする。
 
 写真1:サロベツ湿原を右に観ながら道道106号線を走行する。
 写真2:サロベツ湿原
 写真3:ノサップ岬 訪問の記念に・・
 写真4:稚内港北防波堤ドーム
 写真5:本土最北端の地・宗谷岬
 写真6:キャンプ地・日の出岬キャンプ場から観る「(日の出ではない)宗谷海峡に沈む2017年9月8日の太陽」である。
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