北海道ツーリングも11日目・9月12日の雨降る朝を、厚岸町筑紫恋キャンプ場で迎える。
今、北海道は、観光地や宿泊所は”シーズン真っ盛り”であっても、キャンプ場はシーズンオフの様で、広大な・このキャンプ地を、私一人の為に運営されている事を知る。
しかし、未明に訪問を受けた住人の”鹿”にしてみれば「シーズンか オフか、そんなこと知るか! 知った事じゃない!」
「わたしゃ!冬を迎える準備て、忙しいのよ!」(冬眠はしない様です)と、言いたいのではなのでしょう・・・・!?
雨は、降り続いている。
出立に当たっての支度は、支障なく出来ている。
行動を妨げる広さの制約はない。
雨に濡れたテントを撤収しなくてもいい・・・!
しかし、一歩・外に出ると、雨降りという現実がある。
今日の目的地は、昨夜の夕食時に検討した「様似町アボイ山麓ファミリーキャンプ場」としている。
バンガロー利用料金が2,000円で”照明設備有り”が魅力的と思えた。
雨も降っている事から、安心を得る為、予約を入れる。
時間内(17時まで)に、到着出来れば「入金の処理して下さい。時間外であれば担当者が集金に伺います」と云う説明を受ける。
出立出来る体制が整い、管理員に挨拶する。
「雨の中、お気を付けられて・・!」と云う、お声がけを頂き、筑紫恋キャンプ場を後にする。
降り注ぐ雨粒が顔面に当たって”痛い!”
シールド付きのヘルメットとしなかった悔しさが、溢れてくる。
そして、ズック靴は、ズブヌレとなった。
ホームセンターを見付け、早々にゴム長靴を購入する。
楽しみにしていた道道142号線を含む「北太平洋シーサイドライン」の走行を諦めて、国道44号線で釧路に向かう。
釧路から国道38号線・国道336号線を、唯ひたすらに、襟裳岬方向に向かう。
広尾町から襟裳岬に向かう道路は「黄金道路」と云われる道路である。
此処で物語が出来る。
道路を閉鎖しようとしていた。
三人居た一人が、警告灯を振って「早く行け!」と云う仕草をしている。
混乱する頭脳の整理が出来て「善かった! 閉鎖されれば万事休す!」であった事を理解する。
広尾町付近まで折返し、キャンプ場を探さなければ成らなくなる。 ”バンガロー有り”が条件として・・・
道内最長と云われる「野塚トンネル(5000m弱、俗称・えりも黄金トンネル)」に入って、雨粒の痛さから逃れて、ホッとする。
しかし、トンネルを抜けると、忘れていた不快感が倍増する。
やがて、襟裳岬に向かう道道34号線の分岐点に到るが「(襟裳岬は)辞めよう!」と、国道336号線の走行を維持する。
えりも町のコンビニで、夜間を楽しむモノと、明日の朝食の食材を購入する。
そして「アボイ山麓ファミリーキャンプ場」の標識から右折し、山道を登って管理棟に到る。
時間内に到着を果たし、手続きを済ませる。
そして、指定されたバンガローを見付け、駐車場に留めたバイクから宿泊に必要な衣服類を搬入する。
濡れた衣服は広げた。
寝袋を出して(広げて)就寝の準備は整った。
今日の走行距離は、走り続けて268Kmであった。
何故か!?雨は止んでいた。
着替えを持って・徒歩で「アボイ山荘」に向かう。 陽はあった。
入浴を済ませ、食堂で夕食と・少しの晩酌を頂く。
そして、TVのニュースで「襟裳町の降雨量が108mm」で有った事を知り、通行止めに到った事情を理解した。
TV放送の天気予報で、台風18号の存在(進路)が気掛かりと成った。
ツーリングの今後について、台風の動向やキャンプが出来なくなった事に併せ、如何すか?決断しなければならないだろう。
アボイ山荘から、バンガローへの帰路に、又しても物語が出来る。
来た道は、階段を利用したが、管理棟の担当者から「夜間の(山荘への)階段は危険なため、利用しないように・・!」と、忠告されている。
従って、車道に沿って、帰ることにした。
山荘の明りも途絶えて、真っ暗となった。 ライトを持ってくるなんていう知恵が無かった。 だって!陽も有ったから・・
微かに視認できる舗装道路の白線を頼りに、降りて行くが”暗黒の世界”である。 方向感覚がつかめない。
迷い迷って、管理棟(を現す表示板)に到る。
管理棟は17時以降、無人になると説明を受けていた。
消灯されていて、真っ暗ではあったが、建物の存在は判る。
管理棟からバンガローに到る道程を、記憶を頼りにキャンプ場(バンガロー)に向かっている筈であった。
広さが邪魔をして、見た事も無い遊具等には出逢うが、行きつかない。
誰一人・居ない。 遭難する!と思った。 正直!そう思った。
基本に戻ろう! そう、迷った原点(アボイ山荘)に戻ろう!と、道路の白線を頼りに歩み始めた。
木々の合間から、微かな灯りが観えた。
ホッとすると伴に、目当てのバンガローに辿り着くことができた。
入室し、薄暗いLED電球の明りが、ほんのりとした気分にさせる。
お湯を沸かし、暖をとり、身体内部からも温める”術”を講じる。
管理棟の担当者の発言を、この時点で理解した。
「(アボイ山荘へは)階段は危険なため、自動車で!」と云った意味を・・・
そう!街路灯という設備が無い事を、意味していた様である。
寝袋と、一昨日・買った下着と、そして、身体内部からの暖かさを頼りに就寝する。
今日の絵日記に絵(写真)は、アボイ山岳ファミリーキャンプ場」のバンガローの紹介とする。
だって、終日・雨で、立ち寄る事も・写真撮影する事も無く、辿り着いた結果である。
バンガローの外観と内部の様子が、今日の絵日記の絵である。
バンガローを空室にする場合は、南京錠で施錠する。
チェックアウト時は、鍵は所定のフックに掛けて、施錠して退出するシステムであった。
今、北海道は、観光地や宿泊所は”シーズン真っ盛り”であっても、キャンプ場はシーズンオフの様で、広大な・このキャンプ地を、私一人の為に運営されている事を知る。
しかし、未明に訪問を受けた住人の”鹿”にしてみれば「シーズンか オフか、そんなこと知るか! 知った事じゃない!」
「わたしゃ!冬を迎える準備て、忙しいのよ!」(冬眠はしない様です)と、言いたいのではなのでしょう・・・・!?
雨は、降り続いている。
出立に当たっての支度は、支障なく出来ている。
行動を妨げる広さの制約はない。
雨に濡れたテントを撤収しなくてもいい・・・!
しかし、一歩・外に出ると、雨降りという現実がある。
今日の目的地は、昨夜の夕食時に検討した「様似町アボイ山麓ファミリーキャンプ場」としている。
バンガロー利用料金が2,000円で”照明設備有り”が魅力的と思えた。
雨も降っている事から、安心を得る為、予約を入れる。
時間内(17時まで)に、到着出来れば「入金の処理して下さい。時間外であれば担当者が集金に伺います」と云う説明を受ける。
出立出来る体制が整い、管理員に挨拶する。
「雨の中、お気を付けられて・・!」と云う、お声がけを頂き、筑紫恋キャンプ場を後にする。
降り注ぐ雨粒が顔面に当たって”痛い!”
シールド付きのヘルメットとしなかった悔しさが、溢れてくる。
そして、ズック靴は、ズブヌレとなった。
ホームセンターを見付け、早々にゴム長靴を購入する。
楽しみにしていた道道142号線を含む「北太平洋シーサイドライン」の走行を諦めて、国道44号線で釧路に向かう。
釧路から国道38号線・国道336号線を、唯ひたすらに、襟裳岬方向に向かう。
広尾町から襟裳岬に向かう道路は「黄金道路」と云われる道路である。
此処で物語が出来る。
道路を閉鎖しようとしていた。
三人居た一人が、警告灯を振って「早く行け!」と云う仕草をしている。
混乱する頭脳の整理が出来て「善かった! 閉鎖されれば万事休す!」であった事を理解する。
広尾町付近まで折返し、キャンプ場を探さなければ成らなくなる。 ”バンガロー有り”が条件として・・・
道内最長と云われる「野塚トンネル(5000m弱、俗称・えりも黄金トンネル)」に入って、雨粒の痛さから逃れて、ホッとする。
しかし、トンネルを抜けると、忘れていた不快感が倍増する。
やがて、襟裳岬に向かう道道34号線の分岐点に到るが「(襟裳岬は)辞めよう!」と、国道336号線の走行を維持する。
えりも町のコンビニで、夜間を楽しむモノと、明日の朝食の食材を購入する。
そして「アボイ山麓ファミリーキャンプ場」の標識から右折し、山道を登って管理棟に到る。
時間内に到着を果たし、手続きを済ませる。
そして、指定されたバンガローを見付け、駐車場に留めたバイクから宿泊に必要な衣服類を搬入する。
濡れた衣服は広げた。
寝袋を出して(広げて)就寝の準備は整った。
今日の走行距離は、走り続けて268Kmであった。
何故か!?雨は止んでいた。
着替えを持って・徒歩で「アボイ山荘」に向かう。 陽はあった。
入浴を済ませ、食堂で夕食と・少しの晩酌を頂く。
そして、TVのニュースで「襟裳町の降雨量が108mm」で有った事を知り、通行止めに到った事情を理解した。
TV放送の天気予報で、台風18号の存在(進路)が気掛かりと成った。
ツーリングの今後について、台風の動向やキャンプが出来なくなった事に併せ、如何すか?決断しなければならないだろう。
アボイ山荘から、バンガローへの帰路に、又しても物語が出来る。
来た道は、階段を利用したが、管理棟の担当者から「夜間の(山荘への)階段は危険なため、利用しないように・・!」と、忠告されている。
従って、車道に沿って、帰ることにした。
山荘の明りも途絶えて、真っ暗となった。 ライトを持ってくるなんていう知恵が無かった。 だって!陽も有ったから・・
微かに視認できる舗装道路の白線を頼りに、降りて行くが”暗黒の世界”である。 方向感覚がつかめない。
迷い迷って、管理棟(を現す表示板)に到る。
管理棟は17時以降、無人になると説明を受けていた。
消灯されていて、真っ暗ではあったが、建物の存在は判る。
管理棟からバンガローに到る道程を、記憶を頼りにキャンプ場(バンガロー)に向かっている筈であった。
広さが邪魔をして、見た事も無い遊具等には出逢うが、行きつかない。
誰一人・居ない。 遭難する!と思った。 正直!そう思った。
基本に戻ろう! そう、迷った原点(アボイ山荘)に戻ろう!と、道路の白線を頼りに歩み始めた。
木々の合間から、微かな灯りが観えた。
ホッとすると伴に、目当てのバンガローに辿り着くことができた。
入室し、薄暗いLED電球の明りが、ほんのりとした気分にさせる。
お湯を沸かし、暖をとり、身体内部からも温める”術”を講じる。
管理棟の担当者の発言を、この時点で理解した。
「(アボイ山荘へは)階段は危険なため、自動車で!」と云った意味を・・・
そう!街路灯という設備が無い事を、意味していた様である。
寝袋と、一昨日・買った下着と、そして、身体内部からの暖かさを頼りに就寝する。
今日の絵日記に絵(写真)は、アボイ山岳ファミリーキャンプ場」のバンガローの紹介とする。
だって、終日・雨で、立ち寄る事も・写真撮影する事も無く、辿り着いた結果である。
バンガローの外観と内部の様子が、今日の絵日記の絵である。
バンガローを空室にする場合は、南京錠で施錠する。
チェックアウト時は、鍵は所定のフックに掛けて、施錠して退出するシステムであった。