北海道ツーリングも10日目・9月11日の朝を、別海町ふれあいキャンプ場で迎える。
疲労感の積み重ねを解消する様な安定した睡眠が、得られた様に思う。
何時もの様にパンと牛乳・ヨーグルトで朝食を済ませ、9時過ぎに、管理人に挨拶をして出立する。
国道243号線から国道44号線で「根室」に向かう。
途中「道の駅 スワン44ねむろ」に立ち寄る。
根室から道道35号線に入って、納沙布岬に向かう。
途中に「北方原生花園」があって、立ち寄る。
原生花園に立ち入るにあたって、柵と門扉が有って「馬を放牧している。扉は閉めるように・・!」との注意書きがあった。
放牧馬を身近に観て、納沙布岬に向かう。
納沙布岬からは、戦後70年以上を経て、なお返還されない「歯舞群島」を眺望する。
北海道に来て、日本海・オホーツク海、と廻って、此れからは、太平洋岸を走行する事に成る。
道道35号線で、根室に到る。
根室駅で、昼食を摂る。
そして、今日のキャンプ地を何処にするか?・・
正直!名前に興味を抱かせた。
今日のキャンプ地は「筑紫恋キャンプ場で・・・!」と、目標を決める。
蛇足:「筑紫恋キャンプ場」は、厚岸町筑紫恋(ちくしこい)と云う地区に或るキャンプ場
根室線の終焉をカメラに収めたく、駅構内へ・・
意地悪な表示?があった「ホームは開放致しておりません」だって・・・!
待合室の窓ガラス越しに、線路の「エンド」を撮影する。
根室から根室本線に沿って、道道142号線を南下する。
蛇足:根室から釧路に到る、道道142号・国道44号・道道123号線は、人家も無い320kmの海岸線を走る道路*を構成する。
*「北太平洋シーサイドライン」である。
JR落石駅に立ち寄り、落石灯台に向かう。
落石灯台へのアクセス道は、未舗装ではあったが”昔のみち”と云うか、石と土で固められた旧来の未舗装道?であった。
不安を抱く事も無く、終着点に到着出来た。
其処からは徒歩・移動となる。
途中に「落石無線送信所跡」との標識と、建屋(現在は個人所有とのこと)が、あった。
何をする施設であったのか、気には成った。
しかし、調べる術がない。 帰って調べようと、灯台に向かった。
30分程の道程を経て、灯台に到着出来た。
灯台に到る区域は”サカイツツジ(天然記念物)”の群生地(湿原)との事で、木道が整備されていた。
落石灯台を周遊し、道道142号線で「霧多布岬」に向う。
岬から居住地を見るにつけ、自然の驚異と闘う人間の逞しさを、感じるのは私だけだろうか・・?
「人間って!人って!凄いなぁ!」と思うのである。
霧多布岬から、道道123号線で霧多布湿原を走行し「琵琶瀬展望台」に到る。
「霧多布岬」や「琵琶瀬展望台」は、二度目となる処である。
此処「琵琶瀬展望台」では、霧多布湿原・太平洋と、360度のパノラマを楽しむことが出来る。
やがて、厚岸湾と厚岸湖に挟まれた地に或る「筑紫恋キャンプ場」には、16時頃に到着する。
此処・筑紫恋地区は、厚岸湾と厚岸湖に突き出た”岬”の地に位置する地域である。
水路をフェリーで往来していたが、1947年に「厚岸大橋」が開通したことから、フェリーは廃止になった歴史がある。
そして、筑紫恋キャンプ場でテントの設営中に、物語が起きる。
キャンプの手続きを終え、野営の適地を探す。
広大なキャンプ場を独り占めである。
何処にでもテントの設営は、思いのままである。
天気も下り坂で、風の発生を予測し、管理棟が”風除け”と成る場所を選んで、テントの設営に取り掛かった。
三本あるFRP製のポールのうち、一本が破損し、支えに成らない。
持ち合わせのビニル・テープで、補強・補修するが支えの”強度”と成らない。
テントの設営が出来なければ、選択肢はない。
2000円程の追加料金を支払って「バンガロー」利用に変更する。
それにしても、バンガローが有った事が幸運であった。
安定した板張りの部屋で休める事に成った。
心地よい睡眠が得られる様に!と、携行して来た使い慣れた「エアーマット」・・・
バイクのバッテリーを電源とするエアーポンプで加圧するが、膨らみが足りないと感じていた。
そこで、ホームセンターで、手押し式の簡易なエアーポンプを購入していた。
電動ポンプと手動ポンプで、エアーマットの膨らみを適度の空気圧にする。
「今夜は安らかに眠れる・・!」と、思ったが、甘かった。
昨夜は、寒かったことから暖かな下着を買おう!と、管理人に教えられたショップに行く。
「暖かシャツ・裏起毛」の表示を信じて、高価(私には・・)とは思ったが、寒さには勝てない!と、投資する。
食料品も買って、キャンプ場に戻る。
エアーマットが変である。 エアー漏れで萎んでいる。
そして、エアー漏れする”音”も確認した。
テントも・マットも駄目になった。
「帰ろう‥!」と云う気持ちが、芽生えた。
しかし、道半ば!でもある。
「帰ろう!」「いや!続けよう・・」と云う気持ちの葛藤は続く・・・!
結論が出せないまま、眠りに就いた。
今日の走行距離は257Kmであった。
眠りに入って、夜半に用足しで目覚めた。
ドアを開けると、数匹の”鹿”居るではないか・・・
写真を撮る為、フラッシュを焚くが平然としている。
鹿にとっては、私が”よそ者”のでしょう・・!?
今日の絵日記の絵(写真)は6枚で、写真・左より、写真1~写真6とする。
写真1:納沙布岬灯台
写真2:北方原生花園 この写真には写っていないが”馬”は確かに居た。
写真3:落石灯台に到る湿原に設置された木道と、その先に或る「落石灯台」
写真4:霧多布岬
写真5:霧多布湿原
写真6:キャンプ場に現れた”此の地の住人の鹿”
平然と行動する鹿を観て「お邪魔させて頂いております!」と、言う気分になった。
暗闇での撮影に「(私のカメラの)オートフォーカス機能」は、百害とは言わないが、一利も無かった。
疲労感の積み重ねを解消する様な安定した睡眠が、得られた様に思う。
何時もの様にパンと牛乳・ヨーグルトで朝食を済ませ、9時過ぎに、管理人に挨拶をして出立する。
国道243号線から国道44号線で「根室」に向かう。
途中「道の駅 スワン44ねむろ」に立ち寄る。
根室から道道35号線に入って、納沙布岬に向かう。
途中に「北方原生花園」があって、立ち寄る。
原生花園に立ち入るにあたって、柵と門扉が有って「馬を放牧している。扉は閉めるように・・!」との注意書きがあった。
放牧馬を身近に観て、納沙布岬に向かう。
納沙布岬からは、戦後70年以上を経て、なお返還されない「歯舞群島」を眺望する。
北海道に来て、日本海・オホーツク海、と廻って、此れからは、太平洋岸を走行する事に成る。
道道35号線で、根室に到る。
根室駅で、昼食を摂る。
そして、今日のキャンプ地を何処にするか?・・
正直!名前に興味を抱かせた。
今日のキャンプ地は「筑紫恋キャンプ場で・・・!」と、目標を決める。
蛇足:「筑紫恋キャンプ場」は、厚岸町筑紫恋(ちくしこい)と云う地区に或るキャンプ場
根室線の終焉をカメラに収めたく、駅構内へ・・
意地悪な表示?があった「ホームは開放致しておりません」だって・・・!
待合室の窓ガラス越しに、線路の「エンド」を撮影する。
根室から根室本線に沿って、道道142号線を南下する。
蛇足:根室から釧路に到る、道道142号・国道44号・道道123号線は、人家も無い320kmの海岸線を走る道路*を構成する。
*「北太平洋シーサイドライン」である。
JR落石駅に立ち寄り、落石灯台に向かう。
落石灯台へのアクセス道は、未舗装ではあったが”昔のみち”と云うか、石と土で固められた旧来の未舗装道?であった。
不安を抱く事も無く、終着点に到着出来た。
其処からは徒歩・移動となる。
途中に「落石無線送信所跡」との標識と、建屋(現在は個人所有とのこと)が、あった。
何をする施設であったのか、気には成った。
しかし、調べる術がない。 帰って調べようと、灯台に向かった。
30分程の道程を経て、灯台に到着出来た。
灯台に到る区域は”サカイツツジ(天然記念物)”の群生地(湿原)との事で、木道が整備されていた。
落石灯台を周遊し、道道142号線で「霧多布岬」に向う。
岬から居住地を見るにつけ、自然の驚異と闘う人間の逞しさを、感じるのは私だけだろうか・・?
「人間って!人って!凄いなぁ!」と思うのである。
霧多布岬から、道道123号線で霧多布湿原を走行し「琵琶瀬展望台」に到る。
「霧多布岬」や「琵琶瀬展望台」は、二度目となる処である。
此処「琵琶瀬展望台」では、霧多布湿原・太平洋と、360度のパノラマを楽しむことが出来る。
やがて、厚岸湾と厚岸湖に挟まれた地に或る「筑紫恋キャンプ場」には、16時頃に到着する。
此処・筑紫恋地区は、厚岸湾と厚岸湖に突き出た”岬”の地に位置する地域である。
水路をフェリーで往来していたが、1947年に「厚岸大橋」が開通したことから、フェリーは廃止になった歴史がある。
そして、筑紫恋キャンプ場でテントの設営中に、物語が起きる。
キャンプの手続きを終え、野営の適地を探す。
広大なキャンプ場を独り占めである。
何処にでもテントの設営は、思いのままである。
天気も下り坂で、風の発生を予測し、管理棟が”風除け”と成る場所を選んで、テントの設営に取り掛かった。
三本あるFRP製のポールのうち、一本が破損し、支えに成らない。
持ち合わせのビニル・テープで、補強・補修するが支えの”強度”と成らない。
テントの設営が出来なければ、選択肢はない。
2000円程の追加料金を支払って「バンガロー」利用に変更する。
それにしても、バンガローが有った事が幸運であった。
安定した板張りの部屋で休める事に成った。
心地よい睡眠が得られる様に!と、携行して来た使い慣れた「エアーマット」・・・
バイクのバッテリーを電源とするエアーポンプで加圧するが、膨らみが足りないと感じていた。
そこで、ホームセンターで、手押し式の簡易なエアーポンプを購入していた。
電動ポンプと手動ポンプで、エアーマットの膨らみを適度の空気圧にする。
「今夜は安らかに眠れる・・!」と、思ったが、甘かった。
昨夜は、寒かったことから暖かな下着を買おう!と、管理人に教えられたショップに行く。
「暖かシャツ・裏起毛」の表示を信じて、高価(私には・・)とは思ったが、寒さには勝てない!と、投資する。
食料品も買って、キャンプ場に戻る。
エアーマットが変である。 エアー漏れで萎んでいる。
そして、エアー漏れする”音”も確認した。
テントも・マットも駄目になった。
「帰ろう‥!」と云う気持ちが、芽生えた。
しかし、道半ば!でもある。
「帰ろう!」「いや!続けよう・・」と云う気持ちの葛藤は続く・・・!
結論が出せないまま、眠りに就いた。
今日の走行距離は257Kmであった。
眠りに入って、夜半に用足しで目覚めた。
ドアを開けると、数匹の”鹿”居るではないか・・・
写真を撮る為、フラッシュを焚くが平然としている。
鹿にとっては、私が”よそ者”のでしょう・・!?
今日の絵日記の絵(写真)は6枚で、写真・左より、写真1~写真6とする。
写真1:納沙布岬灯台
写真2:北方原生花園 この写真には写っていないが”馬”は確かに居た。
写真3:落石灯台に到る湿原に設置された木道と、その先に或る「落石灯台」
写真4:霧多布岬
写真5:霧多布湿原
写真6:キャンプ場に現れた”此の地の住人の鹿”
平然と行動する鹿を観て「お邪魔させて頂いております!」と、言う気分になった。
暗闇での撮影に「(私のカメラの)オートフォーカス機能」は、百害とは言わないが、一利も無かった。