<2014.03.10>
先日JR(普通列車)に乗る機会があり、初めて白いカバーの付いた優先席に座りました。
優先席は御承知の通り、お年寄りや妊婦の人、赤ちゃんを連れた人達のためのものであるわけですね。
この日の車内はかなり混んでいて乗り込んだ瞬間、「パッと」白いカバーと優先席の文字が眼に入ってきました。
その時私は何の戸惑いもなくその席に座り、列車は「ゴトゴト」と音を立てて出発しました。
しばらくして、何か自分の心の中に違和感が湧いてきました。
「優先席に座ったが、自分はまだ元気なんだけど・・・・」、「いいさ、もう後期高齢者だもん」「隣の優先席にはどんな人が座っているかな・・、自分と比べてどっちが年上かな・・」
等々色々考えながらの30分の旅でしたね。
私は現役の時は、列車通勤を約20年くらいしました。
席にゆっくり座って新聞や雑誌を読んだりするのが好きで、おかげで快適な通勤をすることが出来たわけであります。
勿論この時代は、若かったので今の「優先席」対象の人が目に付くと、率先して席を譲ったものでしたし、高校生などが座った席の横にカバンなどを置いて、席を独り占めしていた時は、カバンを網棚に上げ席を空けるように注意したものでした。
このような経験をしている自分にとって、初めて座った「優先席」、何か後ろめたさを感じたんだと思います。
結局この日の結論は、「もう後期高齢者だもん」となり、終点まで優先席のお世話になりました。
<自動車道路・・・・橋鉄骨板が乗った①>
<自動車道路・・・・橋鉄骨板が乗った②>