<2024.10.19>
「今朝のみそ汁は辛いよ!・でも美味―い」
家内が作ったみそ汁、すすりながら時々かわす言葉です。
私はみそ汁が好きです・・・・、加えて辛い物も好きなんです。
最近この冒頭の言葉に類したことで考えることがありました。
それは、冒頭の言葉で前の文句と後の文句を入れ換えることで、相手に与える心理的な影響は大きいなあ・・・・という事です。
「今朝のみそ汁美味しいなあ・でも辛いよ!」
『初めに誉められ・あとでけなされる』場合と冒頭の言葉の様に『最初にけなされ・あとで誉められる』場合の違いですが・・・・。
私としては、同じ感じで言っているのですが、受け取る方はそうはいかない様で、後で誉められる方が気分が良いようですね。
このことは、わが身に置き換えてみても確かにそうだと思いますね。
以前に読んだ本の中に「ハロー効果」という言葉があり、この意味として、人間は心理的に『最後』の方の言葉を強く記憶する傾向にある・・・・と言うくだりがあったようですが、あらためて納得したようなわけです。
相手の人を説得したり或は指導したりするときに、その人の気持(大袈裟に琴線)に触れるには、順序としては、初めは相手の人の嫌がることも言わなければなりませんが、最後はやはり何か相手の人が「聞いて良かった・ためになった」・・・・と。
思うに、やはり最後には相手が『喜ぶ・やる気の出る』様な言葉を贈って締めくくりにする必要があると思ったしだいです。
相手が『喜ぶ・やる気の出る』言葉を贈るには、やはり日頃からの『心がけ』が必要だと思います。
この『心がけ』の習慣化・・・・社会生活の中で損にはならないと思います。
<秋の空・・・・澄み切った青空の中に白い雲>
<秋・・・・コスモス ちらほら・・・・間もなく花の絨毯>