京の冬の旅その1。相国寺法堂・方丈。
枯山水は禅的意味を持っていることが多いですが、
そのほかにも役割があるそうです。ヒントは南向き。
電灯のなかった当時、昼間でも室内は暗い。そこで、
南に白砂を置き、反射を利用して少しでも光を採り
入れようとしたのだそうです。
裏方丈庭園。
他に例を見ない立体的な庭。ほぼ平面が通常。
有名な作庭家・小堀遠州らはこのような庭は
まったく作ったことがなく、作者不明だそう。
奥の縦長の大きな石を滝と見たて、それに続く
谷川を表した枯山水です。珍しい庭。
法堂。
今回のみどころのひとつである、鳴き龍の『蟠龍図』が
この堂内の天井に描かれています。
鳴き龍は、天井がお椀のように丸くなっているため、
手をたたいた時にその反響が鳴き声に聞こえるそうです。
しかし、私がもっとも感心したのは、龍の顔がこちらを
向き続けること。龍の顔を見ながらゆっくり堂内を
廻るとたしかに龍首が右向きから左向きに変わる!!
何度行ったり来たりしてみても、ずっと向いている。
不思議な現象に夢中になってしまいました。
京都に龍の天井絵はかなりたくさんあるが、こういった
龍はそうそうないとのことでした。
※残念ながら法堂内は撮影禁止。
枯山水は禅的意味を持っていることが多いですが、
そのほかにも役割があるそうです。ヒントは南向き。
電灯のなかった当時、昼間でも室内は暗い。そこで、
南に白砂を置き、反射を利用して少しでも光を採り
入れようとしたのだそうです。
裏方丈庭園。
他に例を見ない立体的な庭。ほぼ平面が通常。
有名な作庭家・小堀遠州らはこのような庭は
まったく作ったことがなく、作者不明だそう。
奥の縦長の大きな石を滝と見たて、それに続く
谷川を表した枯山水です。珍しい庭。
法堂。
今回のみどころのひとつである、鳴き龍の『蟠龍図』が
この堂内の天井に描かれています。
鳴き龍は、天井がお椀のように丸くなっているため、
手をたたいた時にその反響が鳴き声に聞こえるそうです。
しかし、私がもっとも感心したのは、龍の顔がこちらを
向き続けること。龍の顔を見ながらゆっくり堂内を
廻るとたしかに龍首が右向きから左向きに変わる!!
何度行ったり来たりしてみても、ずっと向いている。
不思議な現象に夢中になってしまいました。
京都に龍の天井絵はかなりたくさんあるが、こういった
龍はそうそうないとのことでした。
※残念ながら法堂内は撮影禁止。