ちょっとした幸せ♪

ちょっとした幸せをいっぱい感じたら、それが幸せ!!

鎌倉梅紀行2 本覚寺

2006年02月28日 23時28分24秒 | 鎌倉・湘南
2月25日。
本覚寺は、足利持氏が鎌倉に日蓮縁の夷堂跡地を寄進し、日出上人を開山として永亨八年(1436)に創建された日蓮宗の寺院です。鎌倉幕府の裏鬼門にあたるため、かつて源頼朝によって幕府の守り神として夷堂が建てられた場所でもあります。


文永11年(1274)に佐渡流罪を解かれ鎌倉に戻った日蓮上人は、この夷堂に滞在して布教を再開しました。その後、甲斐国の身延山に入って久遠寺を建立し本核的に日蓮宗の布教を行いました。本覚寺分骨堂には、身延山から分骨した日蓮上人の分骨が納められています。


みどころは・鎌倉時代の刀工・正宗のお墓
     ・1月9日~10日に開催されるえびす講
     ・樹齢百年のサルスベリの2本の巨木

百日紅の巨木は紅梅の背後にもちらっと見えますが、本当に見事で花の時期が楽しみです。

【本覚寺(ほんがくじ)】
[住所]小町1-12-12
[電話]0467-22-0490
[時間]自由
[料金]無料
[アクセス]JR鎌倉駅東口から徒歩5分



鎌倉梅紀行1 鎌倉宮

2006年02月27日 23時38分25秒 | 鎌倉・湘南
2月25日、鎌倉。
京都の記事の途中ですが、神奈川県・鎌倉の梅の便りをお送りします。

鎌倉宮は、明治2年(1869年)、明治天皇によって創建されました。後醍醐天皇の第三皇子大塔宮護良親王(1308~1335)が祀られています。護良親王は足利尊氏らの武士とともに後醍醐天皇を助けて、鎌倉幕府打倒に力を尽くし、建武新政を成し遂げました。しかし、天皇・尊氏と意見が対立し、尊氏によってこの地にあった東光寺の土牢に幽閉された後、殺害されました。土牢は、本殿の後にいまも残っていますが、幽閉されていたのは三方の壁に土を塗った座敷牢だったという説が有力です。

こちらは河津桜が有名のようですが、ほんとにぽっちりだけだったので割愛。



境内に“厄割り石”というものがあり、素焼きの小さなお皿に
自分の息を吹きかけ、石で叩き割って、厄を祓うそうです。
私もやってみましたが、そうかと思うと何か出て行ったような…

鎌倉宮
[住所] 二階堂154
[TEL] 0467-22-0318
[時間] 9:00~17:00(冬期は16:30まで)
[料金] 境内自由、土牢と宝物館は300円
[アクセス] JR鎌倉駅東口からバス鎌20終点「大塔宮」下車すぐ


源氏物語花の庭 楽水苑

2006年02月26日 19時29分50秒 | 京都・奈良
城南離宮神苑、楽水苑。
四季の庭を備えた、光源氏の大邸宅「六条院」の理想の姿を実現するべく白河上皇は城南離宮の造営に取り組んだと言われ、大がかりな造築・造園工事が行われ、時折々の景色には言葉に尽くせない風情がありました。城南宮の神苑-楽水苑-には『源氏物語』を彩る百種余りの草木が植栽され、四季の情趣を味わうことができます。

春の山とは言っても、思いっきり冬景色。
こちらの枝垂れ梅はとても見事のようです


日蔭の蔓


平安の庭
社殿を背景に広がる池に、段落ちの滝と遣水(やりみず)が注いでいます。秋の七草から紅葉まで、秋の景色は格別だそうです。


こちらの遣水で、毎年みどりの日と文化の日に曲水の宴が催されます。


龍の髭


室町の庭
池泉廻遊式の庭園で、歩くたびに景色が変わります。


桃山の庭
大きな刈り込みの前に芝生が広がる明るい庭園で、安土・桃山時代の豪壮な気風を映しています。これで雪景色だったらさぞ…


城南離宮の庭
杜若の小道に続く枯山水の庭園。城南の地が最も華やかであった離宮時代の風景を表しています。玉砂利が離宮の池を、緑濃い龍の鬚 が覆う部分が陸地を、そして岩組みが殿舎を象徴しています。



現代に六条院の四季の庭が存在するなんて!しかし今度は花のある時期にぜひ訪れたいです

城南宮 楽水苑
拝観時間:午前9時~午後4時
拝観料 :500円
抹茶拝服:一人300円以上のお志 神苑内のお茶席-楽水軒-にて

城南宮七草粥の日

2006年02月25日 23時59分59秒 | 京都・奈良
2月11日、城南宮七草粥の日。
京都駅から市バスで行くのですが、1時間に一本の直通バスが待てど暮らせど来ない。結局バスを乗り継いでやっと辿り着きました。
※後で気付いたのですが祝日ダイヤだったのかも


城南宮は平安遷都の際、国土守護の国常立尊(くにのとこたちのみこと)、武勇に秀でた八千矛神(やちほこのかみ[大国主命])、安産と育児の神様でもある息長帯比売命(おきながたらしひめのみこと[神功皇后])を都の南にお祀りして国の守護神としたことに始まるといいます。


無病息災、延命長寿を祈願していただく七草粥に行ってきました。
その前に新暦の七草粥の前日、1月6日の日経新聞になんの縁か、
この城南宮の記事をたまたま読みました。

暦などの改革を進めた明治政府は、一八七三年正月、人日(一月七日)、上巳(三月三日)など五節句の廃止を布告。神社改革では、祭典のお供え物を、調理をしない生のままの「丸物神饌」に統一しようとした。城南宮は、この動きと距離を置き、年越御膳、雑煮、七草粥、小豆粥など調理した神饌を昔のままに守ってきた。~日本経済新聞2006年1月6日(金曜日)城南宮名誉宮司・鳥羽禮自氏の記事より抜粋~


↑クリックすると大きくなります。
城南宮の七草粥は旧暦の1月7日に近い2月11日(祝日)に神社の年中行事として定着。春先に若菜を贈り息災を願う風習は『源氏物語』若菜の巻にも見られ、自然と一体になって四季を過ごした日本人の素朴な信仰に根ざしています。




「源氏物語植物保存会」の主催で七草を入れた七草粥を炊いて接待。毎年参拝者ら三千人が舌鼓を打つ。





ほどよく塩味が効いて美味しかったですよ
平安の昔より人々に愛されてきた風習、大事にしたいものです。

城南宮
境内参拝自由
七草粥 1膳450円


京の朝食 イノダコーヒ

2006年02月23日 23時40分04秒 | 京都・奈良
朝食はイノダコーヒでポルタ支店
観光客そのものな感じで、“京の朝食”セットを。
クロワッサンがバターたっぷりで
見た目ではそれほどまで感じなかったのですが、
やっぱりボリュームたっぷり。お腹いっぱいでした。
そしてコーヒー、10年ぶりぐらいにいただきましたが、
たしかに美味しかったです

ゆばんざい こ豆や

2006年02月22日 22時57分08秒 | 京都・奈良
京都1日目のお夕飯。『花調』のrina-ohaさんオススメ“こ豆や”さんに行ってきました。オススメ通り、とってもいいお店でしたよ~


まずはお酒から。
黒糖焼酎(奄美の杜)の豆乳割り
これ とっても美味しいです 初めての味。さっぱり飲みやすく焼酎が苦手、豆乳が苦手という人でも大丈夫そう。お気に入り


左:湯葉白魚和え 右:汲み上げ湯葉をオリーブオイルとお塩で
白魚のピチピチさがたまりません。湯葉をオリーブオイルでとはびっくり。でもこれがミスマッチではない!先付けでこんな素敵なものが出てくるとは、これはこの後が期待できそう



こ豆や特製つまみゆば
一度やってみたかった、湯葉を自分で引き上げるの


初の引き上げは、こんなぽっちり。我慢が足りませんねえ。最後ににがりを入れてお豆腐にしていただきます。


手前:引き上げ湯葉のあんかけ丼 
奥:湯葉とさかなの南蛮漬け

南蛮漬け、甘酢がさっぱり美味しい。
あんかけ丼、無条件に幸せです

このほかにも何品かいただいてすっかりお腹いっぱい。この前に祇園小石でお茶しているのであんまり食べられないかも~と言っていたのが嘘のよう。どれも美味しかったです。今度はカフェにも行ってみたいな~

今回訪れたのは、京都大丸近くこ豆や 錦店です。

春恋しパフェ 初恋あずき

2006年02月21日 23時27分44秒 | 京都・奈良
くたくたに歩き疲れたら甘いものを。祇園小石でひと休み。
けっこう寒かったので、温かいもの!と駆け込んだのに
あっという間に目を奪われて春の限定メニューに決定。
上が“春恋しパフェ”下が"初恋あずき”
見た目もネーミングもすっごく可愛い
ベリーの甘酸っぱさが爽やかに元気を呼びます。




七百年間の秘仏に会いに 泉涌寺

2006年02月20日 23時59分57秒 | 京都・奈良
この時代に生まれてよかった。
七百年間の秘仏「楊貴妃観音」に会えました。
泉涌寺。なんと読むのか、とよく聞かれます。
七百年以上も門を閉ざしていたお寺ですから。
「せんにゅうじ」と読みます。
   ~1998秋 そうだ 京都、行こう。CMより~


この楊貴妃観音に会いに泉涌寺まで来ました。
最初の写真の大門よりすぐ左に楊貴妃観音堂があります。
玄宗皇帝は亡き楊貴妃を偲んで、等身坐像をかたどった
聖観音菩薩像を彫らせた。この像を1255年湛海律師に
よって請来された。以来700年間秘仏であったが、
昭和30年に公開されてより今はずっと拝観できる。
楊貴妃観音像自体は撮影できないので、
泉涌寺公式ページの写真集でご覧ください。


御座所庭園。秋は紅葉が素晴らしいのだろうなあ。
泉涌寺は、四条天皇の御陵の造営以来、皇室の
菩提所として信仰を集め「御寺(みてら)」の名前で
親しまれている。




初午大祭 伏見稲荷大社

2006年02月19日 23時26分01秒 | 京都・奈良
初午大祭でにぎわう伏見稲荷大社

初午大祭は、稲荷大神が稲荷山の三ヶ峰に初めてご鎮座になった
和銅4年2月の初午の日をしのび、大神の広大無辺なるご神威を
仰ぎ奉るお祭で、全国に三万社ある稲荷神社の総本宮の起源を
記念する行事です。

二日前の辰の日に稲荷山の杉と椎の枝で作った“青山飾り”を
ご本殿以下摂末社に飾りこの日を迎える習わしがあります。
また社頭で参拝者に授与されている「しるしの杉」は商売繁盛・
家内安全の御符(しるし)として、古くから拝受する風習が盛ん
です。このしるしの杉は生の杉でできており、意外に大きいので
私は拝受を諦めました


初午大祭献品。
見てください!大きな魚!!野菜や果物も見事に盛られています。

初午詣は福詣とも呼ばれ、前日の巳の日から、ご社頭は参詣者で
埋まり、京洛初春第一の祭事とされています。


千本鳥居。
テレビなどでよく見ますが、実際に行くのは初めて。
ずーっと続く朱の鳥居、やはり不思議な気持ちになります。
後ろを振り返ると裏に奉納者の名前を見られるのも面白い。

名代 豆餅

2006年02月18日 22時40分51秒 | 京都・奈良
『出町ふたば』さんのもの。
左は節分近かったせいか“福豆大福” 右が“名代 豆餅”
実は相国寺境内でいただいちゃいました美味しかった~
福豆大福は豆好きにはたまらない味です。大豆の味~
そして豆餅。やっぱり名代というだけあります。
ほんのり塩味のえんどう豆に、ほどよい柔らかさのお餅。
単純に幸せ